軍事史学会(ぐんじしがっかい、The Military History Society of Japan)は、軍事史に関する学術的研究を行う日本の学会1936年(昭和11年)、軍事史学会創立。終戦後解散した中断の後、1962年(昭和37年)に国防史学会が組織され、1965年(昭和40年)に軍事史学会が再結成され現在にいたる。

軍事史学会
団体種類 任意団体
設立 昭和40(1965)年
所在地 東京都新宿区早稲田鶴巻町544-6(株)錦正社内
北緯35度42分27.3秒 東経139度43分38.8秒 / 北緯35.707583度 東経139.727444度 / 35.707583; 139.727444座標: 北緯35度42分27.3秒 東経139度43分38.8秒 / 北緯35.707583度 東経139.727444度 / 35.707583; 139.727444
活動内容 軍事史に関する学術的研究を行い、その成果の普及を図り、もって学術文化の発展に寄与するとともに会員の研究活動を助成する
ウェブサイト https://mhsj.org/
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概要

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年次大会、定例研究会のほか、『軍事史学』(季刊、錦正社)を発行。所属会員の研究対象とする時代は古代ギリシア・ローマから近現代まで多岐にわたり、分析の対象も狭義の軍事史研究に限らず、近年は戦争をめぐる芸術、ジェンダーなど、「新しい歴史学」に類するテーマを扱った論文も『軍事史学』に掲載されている。

『軍事史学』は通常号、特集号とも一般書店で一部が販売されている。また1990年に通巻100号を記念した合併特集号『第二次世界大戦――発生と拡大』を刊行して以来、特集論文および関連文献目録などを掲載した特集合併号(一般書籍扱い)の論文集を刊行している。

過去の特集号

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  • 第25巻第3・4合併号「第二次世界大戦――発生と拡大」(1990年2月)
  • 第27巻第2・3合併号「第二次世界大戦――真珠湾前後」(1991年12月)
  • 第31巻第1・2合併号「第二次世界大戦――終戦」(1995年9月)
  • 第33巻第2・3合併号「日中戦争の諸相」(1997年12月)
  • 第36巻第3・4合併号「20世紀の戦争」(2001年3月)
  • 第37巻第2・3合併号「再考・満州事変」(2001年10月)
  • 第40巻第2・3合併号「日露戦争(1)国際的文脈」(2004年12月)
  • 第41巻第1・2合併号「日露戦争(2)戦いの諸相と遺産」(2005年6月)
  • 第42巻第3・4合併号「PKOの史的検証」(2007年3月)
  • 第43巻第3・4合併号「日中戦争再論」(2008年3月)

その他に旧日本軍関係の資料翻刻を進めており、『大本営陸軍部戦争指導班機密戦争日誌(上・下巻)』『大本営陸軍部作戦部長宮崎周一中将日誌』『元帥畑俊六回顧録』などを翻刻している。

外部リンク

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