越谷梅林公園
概要
編集開園経緯
編集この公園周辺の大林・大房地区は、それまでの桃に替わり昭和30年頃からは梅の生産が盛んになっていたが、人口の急激な増加に伴って宅地化が進み果樹園や畑は次第に残り少なくなった。 梅林や養鶏場が存続していた当地も1987年2月に住宅建設が計画されたが、「昔ながらの梅の名所を残したい」と越谷市が用地買収して整備を進め、公園として1988年2月に開園した[1][2]。
都市公園化
編集2022年(令和4年)6月24日公布にて越谷市都市公園条例の一部が改正され(施行は同年7月1日)[3]、当公園は都市公園法に基づく都市公園(種類:住区基幹公園、種別:近隣公園)として位置付けられた[4] [5]。なおこれにより当公園でイベントの開催や公園施設(例:自治会による防災倉庫等)の設置などを行なう際には、それまでの行政財産使用許可申請ではなく、公園内行為許可・公園施設設置許可・公園施設占用許可などの申請へと手続きが切り替わった[4]。
見所
編集元荒川左岸沿いの約2.56ヘクタールの敷地内には、現在白梅、紅梅、白加賀、晩白加賀(おくしろかが)など約240本が植えられ、この他に梅の見本園として33種類66本の梅の木が植えられている。梅の木、公園内はよく手入れされており、梅の木の他に児童広場や生垣広場、芝生広場、ゲートボール場が設置されており、梅の花の時期以外でも散策などには最適である。
行事・イベント
編集梅まつり
編集1995年から[6]毎年3月上旬に2日間にわたって開催されており、茶会(野点)や甘酒の無料サービス、草花の販売、地元自治会等による模擬店の出店などで賑わう[7]。
梅の実収穫体験
編集1993年から[8]毎年6月に梅の実の収穫体験が行われている。 この行事は「自然とふれあい、収穫の喜びと楽しさを体感してもらうこと」を目的として越谷市が実施しており、事前に抽選で選ばれた希望者や市内の小・中学校の児童・生徒が参加している。
施設案内
編集周辺
編集- 国道4号草加バイパス
- 埼玉県道325号大野島越谷線(当該県道に面して立地している)
- 宮内庁埼玉鴨場(隣接している)
アクセス
編集関連項目
編集脚注・出典
編集- ^ 越谷の歴史 年表(1985年(昭和60年)~1994年(平成6年) - 越谷市ホームページ
- ^ 「広報こしがや」 1988年(昭和63年)3月1日発行:799号 1面・8面(pdfファイル) - 越谷市ホームページ・広報こしがやデータベース
- ^ “越谷市都市公園条例「別表第1(第2条関係)」(※最下欄に越谷梅林公園の記載がある)” (1968年10月5日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ a b 越谷市TOP>くらし・手続き>都市計画>公園・緑化推進>公園リスト>越谷梅林公園が都市公園として位置づけられます - 越谷市ホームページ(2022年8月17日更新、2024年10月6日閲覧)
- ^ 越谷市TOP>市政情報>人口・統計・オープンデータ>越谷市統計年報>都市施設>都市計画 (全4P、出典箇所はP1の表「6-15. 都市公園の開設状況」中「番号112」(2023年(令和5年)4月1日))(pdfファイル) - 越谷市ホームページ(2024年10月6日閲覧)
- ^ 「広報こしがや」 1995年(平成7年)3月1日発行:960号 4面(pdfファイル) - 越谷市ホームページ・広報こしがやデータベース
- ^ 越谷梅林公園 梅まつり - 越谷市ホームページ
- ^ 「広報こしがや(情報かわら版)」 1993年(平成5年)6月1日発行:920号 1面(pdfファイル) - 越谷市ホームページ・広報こしがやデータベース
- ^ a b c 越谷梅林公園 越谷市ホームページ(特色ある公園)
- ^ [1] - 越谷市ホームページ(防災備蓄倉庫一覧)
外部リンク
編集- 越谷梅林公園 - 埼玉なび
- 梅林公園 - 日本観光振興協会(全国観るなび)
- 都市公園の種類(ホーム>政策・仕事>都市>公園とみどり) - 国土交通省
座標: 北緯35度54分44.4秒 東経139度46分26.8秒 / 北緯35.912333度 東経139.774111度