赤林山
岩手県盛岡市と紫波郡矢巾町にまたがる山
赤林山(あかばやしやま)は、岩手県盛岡市市街地の西方、盛岡市と紫波郡矢巾町の境に位置する標高855mの山である。
赤林山 | |
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標高 | 855 m |
所在地 |
日本 岩手県盛岡市・紫波郡矢巾町 |
位置 | 北緯39度38分25.3秒 東経141度03分43.6秒 / 北緯39.640361度 東経141.062111度座標: 北緯39度38分25.3秒 東経141度03分43.6秒 / 北緯39.640361度 東経141.062111度 |
赤林山の位置 | |
プロジェクト 山 |
特徴
編集南昌山と東根山、これに赤林山をあわせて「志波三山」と呼ばれた(赤林山ではなく箱ヶ森とする説もある)[1]。
山名の由来は、崩れかけた地肌が赤く見えたため名に「赤」がついたという説や、アイヌ語の「アカ」が山の尾根を示すなど諸説がある。また、赤林村(現・矢巾町赤林)では赤林山を含めこのあたりの山域を西山(にしやま)と呼んだとされる。
矢巾温泉のすぐ手前の公園が登山口であり、頂上まで約2時間で登頂できる。頂上は樹幹に囲まれた広場であり、展望は効かない。
地質
編集中新世の凝灰岩層に貫入・噴出した、鮮新世の安山岩が山頂を構成しており、同じ山塊に属する南昌山や毒ヶ森、東根山とともに周辺から突出した地形をなしている[2]。
脚注
編集- ^ 網張ビジターセンターニューズレター Vol.78(p.2) 網張ビジターセンター運営協議会 2023年8月20日閲覧
- ^ 蒲田理・鈴木健司「南昌山付近に分布する火山岩類のK-Ar年代測定」『岩手の地学』第48号、2018、岩手県地学教育研究会、81-85頁