質帝
後漢10代
質帝(しつてい)は、後漢の第10代皇帝。曾祖父は千乗貞王劉伉。祖父は楽安夷王劉寵。父は勃海孝王劉鴻。
質帝 劉纘 | |
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後漢 | |
第10代皇帝 | |
王朝 | 後漢 |
在位期間 |
永憙元年1月25日 - 本初元年閏6月1日 (145年3月6日 - 146年7月26日) |
都城 | 雒陽(洛陽) |
姓・諱 | 劉纘 |
諡号 | 孝質皇帝 |
生年 | 永和3年(138年) |
没年 |
本初元年閏6月1日 (146年7月26日) |
父 | 勃海孝王劉鴻 |
母 | 夫人陳氏 |
陵墓 | 静陵 |
年号 | 本初(146年) |
沖帝が在位6カ月で崩御したあと、梁冀により章帝の玄孫である劉纘が皇帝に擁立された。『後漢書』には梁冀とその一族による専権が強まり朝政は腐敗していたが、梁冀の権勢を恐れて誰も諫言を行おうとしなかったとある。梁冀の専横を不満に思った質帝が「跋扈将軍」と揶揄したために、梁冀により毒殺され、8歳で崩御した。