負釣山
富山県下入善町と朝日町にまたがる山
負釣山(おいつるしやま)は、富山県下新川郡入善町と朝日町にまたがる山。本山の標高は959.3mで南峰は978m、南峰は入善町の最高峰である。富山の百山の一つ。
負釣山 | |
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標高 | 959(978) m |
所在地 |
日本 富山県下新川郡入善町・朝日町 |
位置 | 北緯36度52分15秒 東経137度36分33秒 / 北緯36.87083度 東経137.60917度座標: 北緯36度52分15秒 東経137度36分33秒 / 北緯36.87083度 東経137.60917度 |
山系 | 飛騨山脈 |
プロジェクト 山 |
山頂は展望がよく黒部川扇状地を一望できる。
概要
編集この山の読みを「おいつりやま」と表記しているところもある。ピラミッド型の山容をしており、新川平野からこの山を見ることが出来る[1]。
山頂は比較的開けており、黒部川扇状地や北アルプスの山々の展望に優れる。
地形
編集小川の支流の舟川の源流である。この川は水量が安定しており、舟見段丘での農業用水に利用されている。
山頂には二等三角点が置かれている。
源流の河川-舟川
生態
編集ニホンザル、カモシカ、アナグマなどが生息し、登山道や切り株には、これらの動物の糞などもみられる[2]。
山名の由来
編集山名の由来は定かではないが、笈(おいづる)の木が多く生えていたからという説がある。また、この山を登っていた修道者である甥釣(おいづり)からきたという説もある[3]。
登山
編集舟川沿いに登山口があり、駐車場は10台ほど止めることが出来る。
脚注
編集- ^ 『富山県山名録』 桂書房、1985年、132頁。
- ^ “負釣山(おいつるしやま)/入善町”. 入善町 (2021年2月1日). 2021年2月11日閲覧。
- ^ 『富山県山名録』 桂書房、1985年、133頁。
参考文献
編集- 『富山県山名録』p14 桂書房
- 『富山の百山』 北日本新聞社