豊岬駅

かつて日本の北海道初山別村にあった日本国有鉄道の駅

豊岬駅(とよさきえき)は、北海道苫前郡初山別村字豊岬にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線廃駅)である。電報略号トキ事務管理コードは▲121620[2]

豊岬駅
とよさき
Toyosaki
初山別 (6.0 km)
(2.5 km) 天塩大沢
所在地 北海道苫前郡初山別村字豊岬
北緯44度34分23.7秒 東経141度47分16.5秒 / 北緯44.573250度 東経141.787917度 / 44.573250; 141.787917
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 羽幌線
キロ程 85.5 km(留萠起点)
電報略号 トキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1958年昭和33年)10月18日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月30日[1]
備考 羽幌線廃線に伴い廃駅[1]
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1977年の豊岬駅と周囲約500m範囲。上が幌延方面。豊崎地区の北側にあり、周囲は稲作地帯である。既に無人駅になって年月が経つが、島式ホームの駅舎側本線は残されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

歴史

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駅名の由来

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所在地名より。この地の岬の付近でニシンがよく取れたころに命名されたという[5]

駅構造

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廃止時点で、島式ホーム片面使用の1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方に向かって左手側)に存在した。かつては、島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な職員配置駅であった。使われなくなった駅舎側の1線は、交換設備運用廃止後も側線として残っていた。

無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の西側に位置し、ホーム南側とを結ぶ構内踏切で連絡した[6]

駅周辺

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大沢トンネル(2011年)駅の北方に所在

駅跡

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1999年(平成11年)時点で、駅前への道路のみ存在していた[7]。現在は、豊岬木材工業株式会社の資材置場になっている。

隣の駅

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日本国有鉄道
羽幌線
初山別駅 - 豊岬駅 - 天塩大沢駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、872頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、231頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ 「日本国有鉄道公示第358号」『官報』1970年9月7日。
  4. ^ 「通報 ●羽幌線天塩有明ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月7日、2面。
  5. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、109頁。ASIN B000J9RBUY 
  6. ^ a b c 宮脇俊三 編『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』原田勝正小学館、1983年7月、201頁。ISBN 978-4093951012 
  7. ^ 宮脇俊三 編『鉄道廃線跡を歩くVI』JTBパブリッシングJTBキャンブックス〉、1999年3月、23頁。ISBN 978-4533031502 

参考文献

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  • 国土地理院25000分の1地形図

関連項目

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外部リンク

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