谷川正己
日本の建築史家、工学博士。建築家フランク・ロイド・ライト研究の第一人者
谷川 正己(たにがわ まさみ、1930年 - 2019年 )は、日本の建築史家、工学博士(東京大学)。元日本大学工学部建築学科教授。アメリカの建築家フランク・ロイド・ライト研究の第一人者で「フランク・ロイド・ライト研究室」主宰。 大阪工業大学工学部建築学科卒業生として初めて、日本建築学会名誉会員を授称。[1][2][3]
来歴
編集1930年生まれ。1953年 大阪工業大学工学部建築学科卒(第一期生)。横浜国立大学工学部建築学教室勤務を経て、日本大学工学部建築学科教授。
1973年工学博士(東京大学学位論文「日本建築近代化過程の思想史的研究」 )。
1998年「Frank Lloyd Wright研究に関する一連の業績」で日本建築学会賞受賞、2014年同会名誉会員就任。 [4][5][6]
主な著書
編集- 『フランク・ロイド・ライト』鹿島出版会・SD選書, 1966
- 『フランク・ロイド・ライトの世界』技報堂出版, 1976
- 『ライトと日本』鹿島出版会・SD選書, 1977
- 『タリアセンへの道』鹿島出版会・SD選書, 1978
- 『F.L.ライトの実測図集』グラフィック社, 1980
- 『ライトの遺産 日本の建築 明治 大正 昭和』 三省堂, 1980
- 『建築の発想 日本と西欧』朝日新聞社・朝日選書, 1985
- 『F.L.ライトの世界』淀川製鋼所, 1989
- 『図面で見るF.Lライトー日本での全業績』彰国社, 1995
- 『フランク・ロイド・ライトとはだれか』王国社, 2001
- 『フランク・ロイド・ライトの日本ー浮世絵に魅せられた「もう一つの顔」』光文社新書, 2004
- 『Yamamura House 旧山邑邸・ヨドコウ迎賓館』バナナ・ブックス, 2008。宮本和義共著
- 『Jiyu Gakuen 自由学園明日館』バナナ・ブックス, 2009、新版2016。宮本和義共著
主な訳書
編集脚注
編集- ^ https://www.kosho.or.jp/products/list.php?mode=search&search_only_has_stock=1&search_word=日本大学工学部建築学科谷川正己研究室
- ^ http://www.oit.ac.jp/archi/news/2017/09/30/1040
- ^ http://kenchiku.koudai-kai.jp/news/201410/download/news_201410_1.pdf
- ^ https://www.josho.ac.jp/flow/graduate_voice/graduate_tanigawa.html
- ^ http://www.kentikuka-forum.net/keireki/f021/f021.htm
- ^ https://www.yodoko-geihinkan.jp/p-library/library/tanigawa/