諏訪分駅
かつて日本の東京市に存在した鉄道駅
諏訪分駅(すわぶんえき)は、かつて東京府東京市世田谷区東玉川町(現・東京都世田谷区東玉川二丁目)にあった目黒蒲田電鉄(現・東急電鉄)新奥沢線の駅(廃駅)である[1]。
諏訪分駅 | |
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調布学園の空撮写真。 右下に諏訪分駅のホームが見える。 | |
すわぶん | |
◄雪ヶ谷 (0.9 km) (0.5 km) 新奥沢► | |
所在地 |
東京市世田谷区東玉川町 (現・東京都世田谷区東玉川二丁目) |
所属事業者 | 目黒蒲田電鉄 |
所属路線 | 新奥沢線 |
キロ程 | 0.9 km(雪ヶ谷起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)10月5日 |
廃止年月日 | 1935年(昭和10年)11月1日 |
備考 | 路線廃止に伴い廃駅 |
歴史
編集駅構造
編集駅周辺
編集当駅の北西側に調布女学校(現・田園調布学園中等部・高等部)があり、女子生徒の通学時の最寄り駅となっていた[5]。また、駅前には大きなバラ園があった[6]。
- 東京都道311号環状八号線(環八通り)
- 東京都道426号上馬奥沢線(自由通り)
廃止後の現状
編集当駅跡地は住宅地となっており、痕跡を見つけることはできない。なお、当駅跡地付近の道路がホームの形状に沿うようにカーブしている[7]。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ 昭和9年12月15日現在鉄道停車場一覧 - 国立国会図書館近代デジタルライブラリー
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1928年10月11日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b c 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 4 関東2、新潮社、2008年、42頁。ISBN 978-4-10-790022-7。
- ^ 「鉄道一部運輸営業廃止実施」『官報』1935年11月30日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ “〜新奥沢線のこと〜”. 2014年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月18日閲覧。
- ^ “〜新奥沢線のこと3〜”. 2014年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月18日閲覧。
- ^ “【都会の廃線をたどる】わずかに曲がる道路が駅の名残か…目黒蒲田電鉄奥沢線”. レスポンス(Response.jp) (2013年7月15日). 2022年5月18日閲覧。