西部諸島統監
西部諸島統監(せいぶしょとうとうかん、英語: Lord Lieutenant of Western Isles)は、イギリスの官職。
統監の1つで、アウター・ヘブリディーズを担当する。
解説
編集アウター・ヘブリディーズではルイス島がロス・アンド・クロマーティの、それ以外がインヴァネスシャーの一部だったが、1973年地方政府(スコットランド)法でスコットランドの地方自治体再編が行われ、「西部諸島」のカウンシル・エリアで成立した[1]。同法第205条で島嶼部のカウンシル・エリアそれぞれに統監を任命すると定められたため[1]、1975年より西部諸島統監が任命された[2]。
一覧
編集- 1975年4月13日 – 1983年:サミュエル・ロングボサム[2]
- 1983年4月14日 – 1993年:第5代グランヴィル伯爵グランヴィル・ルーソン=ゴア[2]
- 1993年11月4日 – 2000年3月22日:第2代ダンロシル子爵ジョン・モリソン[2]
- 2000年3月23日 – 2001年4月26日:空位[2]
- 2001年4月27日 – 2016年11月16日:アレグザンダー・マセソン[2][3]
- 2016年11月30日 – 2022年3月21日:ドナルド・マーティン[3][4]
- 2022年3月21日 – :イアン・マコーリー[4]
出典
編集- ^ a b "Local Government (Scotland) Act 1973". legislation.gov.uk (英語). 2024年2月5日閲覧。
- ^ a b c d e f Sainty, John Christopher (September 2005). "Lieutenants and Lord-Lieutenants of Counties (Scotland) 1794-". Institute of Historical Research (英語). 2019年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月5日閲覧。
- ^ a b "Lord-Lieutenant for Western Isles: Donald Martin". gov.uk (英語). 30 November 2016. 2024年2月5日閲覧。
- ^ a b "Appointment of Lord-Lieutenant for the Western Isles: 8 March 2022". gov.uk (英語). 8 March 2022. 2024年2月5日閲覧。