PARCO劇場
PARCO劇場(パルコげきじょう、英語:PARCO Theater)は、東京都渋谷区宇田川町の渋谷パルコ8階にある劇場。
PARCO劇場(2代目) PARCO Theater | |
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PARCO劇場がある渋谷パルコ | |
情報 | |
正式名称 | PARCO劇場 |
完成 | 2019年11月 |
開館 | 2020年1月24日 |
開館公演 | 「志の輔らくご ~PARCO劇場こけら落とし~」 |
客席数 | 636 |
用途 | コンサート、演劇 |
運営 | 株式会社パルコ |
所在地 |
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 8階 |
位置 | 北緯35度39分43.5秒 東経139度41分56.4秒 / 北緯35.662083度 東経139.699000度座標: 北緯35度39分43.5秒 東経139度41分56.4秒 / 北緯35.662083度 東経139.699000度 |
アクセス | 渋谷駅から徒歩5分 |
外部リンク | https://stage.parco.jp/web/parcotheater/ |
PARCO劇場(初代) PARCO Theater | |
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情報 | |
正式名称 | PARCO劇場 |
旧名称 | 西武劇場、PARCO西武劇場 |
開館 | 1973年5月23日 |
開館公演 | 『MUSIC TODAY〜今日の音楽〜』 |
閉館 | 2016年8月7日 |
最終公演 | 『ラヴ・レターズ』 |
客席数 | 458 |
用途 | コンサート、演劇 |
運営 | 株式会社パルコ |
所在地 |
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ PART1 9階 |
沿革
編集1973年5月23日に「西武劇場」として開場。オープニング記念公演は武満徹企画・構成の5日間にわたる「MUSIC TODAY 今日の音楽」。ピアニストのピーター・ゼルキン、高橋悠治らが出演した[1]。また1974年から1988年まで連年上演された細川俊之と木の実ナナの主演によるミュージカル『ショーガール』は、当時の若者に強く支持され、パルコの支持者増加につながった[2]。
1985年に現名称に改称。初代劇場は客席数458席と小規模ホールながら、三谷幸喜作品など、演劇を中心に人気作・話題作を数多く上演していた。2006年3月26日から同6月25日まで、アスベスト除去工事のため一時休館した。
渋谷パルコの建て替えに伴い、2016年8月7日を以て一時休館。最終公演は『ラヴ・レターズ』(8月1日 - 8月7日)[3]。
2020年1月24日に再オープンした[4]。新劇場は7~9階(エントランスは8階)に位置し、旧劇場の約1.5倍となる636席に規模を拡張した。従来どおり、劇場監督は置かず年間公演をパルコが100%自主プロデュースする[5]。
新生PARCO劇場のこけら落とし公演は立川志の輔による『志の輔らくご ~PARCO劇場こけら落とし~』。公演冒頭では、志の輔が三番叟(さんばそう)を舞ったのちに落語に入った[5]。
続く「PARCO劇場オープニング・シリーズ」は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、日程が変更または中止となった。第1弾の渡辺謙主演『ピサロ』は3月13日から4月30日に公演予定だったが、緊急事態宣言を受けて初日が延期となり、2度の休演を挟んで上演したのち、4月15日以降の公演が中止となった。5月13日から6月5日に上演予定だった第2弾の佐々木蔵之介主演『佐渡島他吉の生涯』は全公演中止となった[6]。7月1日から8月8日に上演予定だった第3弾、三谷幸喜作・演出、大泉洋主演の『大地』は、開幕を10日間遅らせ、脚本と舞台装置を変更して「Social Distancing Version」と銘打ち、販売済みであったチケットを払い戻し、販売客席を半分に減らして上演された。また、各土日公演の有料ライブ配信が行われた[7]。
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8階にある劇場(2020年2月20日撮影)
交通
編集東日本旅客鉄道(JR東日本)、東急電鉄東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京地下鉄半蔵門線・銀座線・副都心線の渋谷駅下車。ハチ公口から徒歩で約5分。
脚注
編集- ^ 公演情報
- ^ 『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』p.199 - 200
- ^ “パルコ劇場 43年の歴史にいったん幕…渡辺謙&南果歩で有終の美”. スポーツニッポン. (2016年8月7日) 2016年8月7日閲覧。
- ^ “PARCO劇場こけら落とし! PARCO STAGE -パルコステージ-”. PARCO劇場. 2020年2月14日閲覧。
- ^ a b “パルコ劇場、渋谷に再オープンへ オープニングシリーズ出演者らそろい踏み”. シブヤ経済新聞. (2020年1月16日) 2020年5月31日閲覧。
- ^ “パルコ・プロデュース「ピサロ」「佐渡島他吉の生涯」が公演中止に”. ステージナタリー (2020年4月8日). 2020年9月16日閲覧。
- ^ “三谷幸喜三作品三連発公演『大地(Social Distancing Version)』が閉幕 三谷、出演の大泉洋よりコメントが到着”. SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (2020年8月23日). 2020年9月16日閲覧。
参考文献
編集- 由井常彦編 『セゾンの歴史 下巻 変革のダイナミズム』 リブロポート、1991年。 ISBN 4845706253
外部リンク
編集- PARCO劇場
- PARCO劇場 (@parcotheater) - X(旧Twitter)