日本 > 東京都 > 八王子市 > 西寺方町

西寺方町(にしてらかたまち)は東京都八王子市の地名。丁番を持たない単独町名であり、住居表示実施未実施区域[1]郵便番号は192-0153(恩方郵便局管区)[3]

西寺方町
恩方郵便局
恩方郵便局
西寺方町の位置(多摩地域内)
西寺方町
西寺方町
西寺方町の位置
北緯35度40分23.59秒 東経139度15分50.27秒 / 北緯35.6732194度 東経139.2639639度 / 35.6732194; 139.2639639
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 八王子市
地域 西部地域
面積
 • 合計 2.305 km2
人口
2017年(平成29年)12月31日現在)[2]
 • 合計 5,819人
 • 密度 2,500人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
192-0153[3]
市外局番 042[4]
ナンバープレート 八王子
※座標は恩方郵便局付近

地理

編集

八王子市北西部、旧恩方村の一区域。北浅川小津川の北岸に広がる地域で、地区内には宝生寺団地が造成されている。北西部には首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が、西寺方町南部には東京都道521号上野原八王子線(陣馬街道)が通過している。北は上川町川口町、東は上壱分方町弐分方町、南は川町下恩方町、西は下恩方町・美山町と接する。

歴史

編集

江戸時代は寺方村といった。南多摩郡内での村名重複のため1878年(明治11年)に区別のため「西」が付された。この時の重複対象とされたもう一方の「寺方」は現在の多摩市東寺方が該当する。

沿革

編集
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、神奈川県南多摩郡の下恩方村、上恩方村、西寺方村、小津村が合併し恩方村が成立する。西寺方村が恩方村大字西寺方となる。
  • 1893年(明治26年)4月1日 - 南多摩郡が東京府へ移管。
  • 1943年(昭和18年)7月1日 - 東京都制の施行により南多摩郡は東京都の管轄となる。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 恩方村が八王子市へ編入。恩方村大字西寺方は八王子市大字西寺方となる。
  • 1956年(昭和31年)10月1日 - 八王子市大字西寺方が町名変更により西寺方町となる。

世帯数と人口

編集

2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
西寺方町 2,802世帯 5,819人

小・中学校の学区

編集

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

番地 小学校 中学校
733〜1287番地
1309番地
八王子市立元木小学校 八王子市立恩方中学校
その他 八王子市立恩方第一小学校

交通

編集

鉄道

編集

地内に鉄道は通過していない。

道路

編集

西寺方町北西部を首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が通過しているがインターチェンジはない。南部に東京都道521号上野原八王子線(陣馬街道)が通過しており、宝生寺団地へは「宝生寺団地入口」交差点から市道でのアクセスとなる。陣馬街道「小田野」交差点では美山街道(市道)が分岐する。

路線バス

編集

西東京バスの以下の系統が宝生寺団地に乗り入れ、京王八王子駅高尾駅からのバスが運行されている[6]

  • 陣01(京王八王子駅 - 四谷 - 宝生寺団地)
  • 陣02(京王八王子駅 - 四谷 - 宝生寺団地 - 恩方車庫)
  • 霊園11(高尾駅 - 東京霊園 - 宝生寺団地)

上記に加えて、陣馬街道上に以下の系統が走行する。

  • 陣04・05(京王八王子駅 - 四谷 - 宝生寺団地入口 - 大久保・恩方車庫・繊維団地)
  • 西八王子駅 - 四谷 - 宝生寺団地入口 - 恩方車庫・繊維団地
  • 恩方車庫 - 宝生寺団地入口 - 高尾駅南口

施設

編集

脚注

編集
  1. ^ a b 八王子市の町名と面積一覧(住居表示実施状況)”. 八王子市 (2016年6月29日). 2018年1月15日閲覧。
  2. ^ a b 住民基本台帳 町丁別世帯数及び人口”. 八王子市 (2018年1月15日). 2018年1月15日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月15日閲覧。
  5. ^ 通学区域一覧・通学区域図(町名別)”. 八王子市 (2016年6月29日). 2018年1月15日閲覧。
  6. ^ 「宝生寺団地」(八王子市-バス停)の地図/アクセス/スポット情報 - NAVITIME

参考文献

編集