袴腰岳
北海道函館市にある山
袴腰岳(はかまごしだけ)は北海道函館市にある標高1108.4mの山で、函館市内の最高峰である。袴腰山(はかまごしやま)とも呼ばれる。
袴腰岳 | |
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函館市街から望む袴腰岳。鞍部の右が袴腰岳、左が烏帽子岳。 | |
標高 | 1108.4 m |
所在地 | 北海道函館市亀田大森町1-1 |
位置 | 北緯41度55分26.1秒 東経140度48分33秒 / 北緯41.923917度 東経140.80917度座標: 北緯41度55分26.1秒 東経140度48分33秒 / 北緯41.923917度 東経140.80917度 |
プロジェクト 山 |
概要
編集市内を流れる亀田川、松倉川の水源であり、函館市の水道水源の一つである。亀田川上流域は「亀田川水源の森」として、林野庁の水源の森百選に選定された[1]。横津岳から袴腰岳を経て続く山地は 亀田半島の背骨となり、恵山道立自然公園を構成する地域の一つである。山頂には 一等三角点が置かれていて、基準点名は袴腰山である[2]。
日本には袴腰山・袴腰岳と呼ばれる山がいくつかある。北海道道南では、この函館市のほかに福島町[3]や知内町[4]にも袴腰岳が、北斗市[5]には袴腰山がある。
登山
編集2つのコースがあり[6][7]、山頂から津軽海峡、函館山、函館市街、函館湾、横津岳、駒ヶ岳を望める。
- 横津岳から登るコース: 横津岳山頂への舗装道路から分岐して、湿原や烏帽子岳をへて袴腰岳へいたる縦走路。
- 赤川林道から登るコース: 新中野ダムの上流、赤川林道の登山口から三角山をへて袴腰岳にいたるコース。
登山口への林道は、路肩崩壊や雨裂などによって通行注意・通行止めになっていることもある[8]。
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袴腰岳の山頂
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烏帽子岳から望む袴腰岳
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赤川林道コースの第2登山口
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袴腰岳山頂から望む函館市街、函館山、津軽海峡
周辺の山
編集
関連項目
編集出典
編集外部リンク
編集- 地理院地図
- 国土地理院 基準点成果等閲覧サービス
- 函館市史 デジタル版 通説編第1巻 第1編 風土と自然 第2章 地形・地質 第1節 序説 第2節 函館市の地形