袖師町 (静岡市)
袖師町(そでしちょう)は、静岡県静岡市清水区の地名。丁番を持たない単独町名である。住居表示は未実施[5]。
袖師町 | |
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北緯35度2分26.63秒 東経138度29分20.69秒 / 北緯35.0407306度 東経138.4890806度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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区 | 清水区 |
面積 | |
• 合計 | 1.68 km2 |
人口 | |
• 合計 | 3,018人 |
• 密度 | 1,800人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
424-0037[3] |
市外局番 | 054 (静岡MA)[4] |
ナンバープレート | 静岡 |
地理
編集袖師町という地名は字名として残っているが、その範囲は、旧袖師町の一部、旧峯村(嶺村)地域に限られている。
歴史
編集旧袖師町は静岡県庵原郡に1961年6月28日まで存在した町で、1961年6月29日に清水市に編入され清水市となった。
清水市が2003年に静岡市と合併(新設合併)したため、現在は静岡市清水区になっている。
沿革
編集- 1889年 - 町村制施行に伴い、庵原郡西久保村、嶺村、横砂村が合併し、袖師村が成立する。人口3128人。袖師小学校(現静岡市立清水袖師小学校)開校。
- 1913年 - 庵原軌道(軽便鉄道)が西久保まで開通(翌1914年庵原金谷まで開通。1916年廃止)。
- 1926年 - 国鉄東海道本線に袖師臨時駅開業。横砂海水浴場(袖師海水浴場)開場(駅は1964年、海水浴場は1966年廃止)。
- 1933年 - 路面電車(静岡鉄道清水市内線)が横砂まで開通(1975年七夕豪雨の被害で廃止)。
- 1939年 - 東亜燃料(現ENEOS)株式会社清水工場が操業開始。
- 1945年 - 空襲のため300戸焼失。
- 1947年 - 袖師中学校(現静岡市立清水袖師中学校)開校。
- 1948年 - 町制を施行し、袖師町となる。
- 1956年 - 合同酒精株式会社清水工場操業開始。
- 1961年 - 庵原郡興津町、庵原村、小島村、両河内村とともに清水市に編入される。嶺は「袖師町」に改称。
- 1973年 - 袖師町の一部が分離し「秋吉町」と「大手三丁目」が新設される。
- 1985年 - 袖師町の一部が分離し「横砂中町」と「横砂西町」が新設される。
- 1992年 - 清水エル・エヌ・ジー株式会社が東燃ゼネラル石油(株)清水工場内で設立される。
- 2003年 - 清水市が静岡市と合併し、改めて静岡市が発足。袖師町は「清水袖師町」に改称。
- 2005年 - 静岡市が政令指定都市に移行。旧町域は清水区となり、清水袖師町は「袖師町」に改称。
世帯数と人口
編集2018年(平成30年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
袖師町 | 1,238世帯 | 3,018人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
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全域 | 静岡市立清水袖師小学校 | 静岡市立清水袖師中学校 |
交通
編集脚注
編集- ^ “静岡県静岡市清水区袖師町 (221031650) Geoshapeリポジトリ 国勢調査町丁・字等別境界データセット”. GeoNLPプロジェクト. 2023年2月4日閲覧。
- ^ a b “静岡市の人口・世帯”. 静岡市 (2018年11月12日). 2018年12月11日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2018年12月8日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年12月11日閲覧。
- ^ “静岡市の町字名一覧(住居表示実施・未実施区域一覧)・静岡市の町界町名街区案内図”. 静岡市 (2018年3月27日). 2018年12月12日閲覧。
- ^ “静岡市立小・中学校通学区域表”. 静岡市. 2018年12月11日閲覧。