行長しゃん号
熊本県宇土市が運行するコミュニティバスの愛称 (2012-)
行長しゃん号(ゆきながしゃんごう)とは、熊本県宇土市が運行するコミュニティバスの愛称である。2012年10月8日より運行開始。
愛称である「行長しゃん」とは、同市にゆかりのある歴史上の人物である小西行長に由来し、一般公募の中から決定したもの。
概要
編集宇土市では、第5次宇土市総合計画(愛称:元気プラン)において、元気な宇土市づくりを進めるための施策の一つである生活交通手段の充実を図るため、その一環として当コミュニティバスと乗合タクシーの試行運行を開始するとした[1]。
当コミュニティバスは、「短縮ルート」・「宇土シティモール直行ルート」・「循環ルート(A・B)(BはAの逆廻り)」の3ルートからなり、宇土市街地一帯(1周約7キロ)を循環し、1日合計15便を1台のバスで周回する。駅やバス停、市街地の中で最も利用の多い施設や公共施設などを繋ぎ、生活の上での移動手段を快適にすることを目指す。また、宇土駅では三角線との乗り継ぎも考慮したダイヤに設定されている[2]。
運行ルート
編集<>内は便番号。全ルートとも平日・土曜日・祝日の運行。(日曜日運休、祝日が日曜日になる場合も運休)
短縮ルート<1 - 5便>
- 宇土駅前 - 駅前団地 - 西城の浦 - 宇土本町6丁目 - 宇土本町5丁目 - 宇土本町2丁目 - 宇土本町1丁目・宇土高校入口 - 宇土市保健センター前 - 宇土市運動公園前 - 旭町 - 石小路町 - 宇土合同庁舎前 - 宇土3丁目 - 宇土5丁目 - 宇土6丁目 - 城の浦 - 宇土駅前
宇土シティモール直行ルート<6便>
- 宇土駅前 - 駅前団地 - 西城の浦 - 宇土本町6丁目 - 宇土本町5丁目 - 宇土市民会館前 - 宇土シティモール南口 - 宇土シティモール北口
循環ルート(A)<7・9・11・13便>
- 宇土シティモール北口 - 宇土シティモール南口 - 宇土市民会館前 - 宇土本町5丁目 - 宇土本町6丁目 - 城の浦 - 宇土駅前 - 駅前団地 - 西城の浦 - 宇土本町6丁目 - 宇土本町5丁目 - 宇土本町2丁目 - 宇土本町1丁目・宇土高校入口 - 宇土市保健センター前 - 宇土市運動公園前 - 旭町 - 石小路町 - 宇土合同庁舎前 - 宇土市役所前 - ショッピングセンターピア - 宇土市役所前 - 宇土3丁目 - 宇土市民会館前 - 宇土シティモール南口 - 宇土シティモール北口
循環ルート(B)<8・10・12・14・15便>
- ※循環ルート(A)の逆廻り
運行会社・運賃
編集- 運行は産交バス八代営業所が担当する。
- 運賃はどこまで乗っても大人150円(小児・身障者は80円)均一である。
- 現金のみの乗車のため、バス会社発行の乗車券類(SUNQパス・わくわく1dayパスなど)は一切使用できないが、2015年4月1日より熊本地域振興ICカード(くまモンのIC CARD)は使える。かつては全国交通系10社ICカード(Suica・nimocaなど)も使用出来たが、2024年11月15日を以って使用出来なくなった。
車両
編集脚注
編集- ^ 市長だより(平成24年10月)|宇土市ウェブサイト
- ^ “宇土市コミュニティバス「行長しゃん号」平成24年10月8日より試行運行開始(PDF)” (PDF). 九州産交バス (2012年9月28日). 2012年10月7日閲覧。