虚栄の市 (1935年の映画)
『虚栄の市』(きょえいのいち、Becky Sharp)は1935年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はルーベン・マムーリアン、出演はミリアム・ホプキンスとフランシス・ディーなど。イギリスの作家ウィリアム・メイクピース・サッカレーの長編小説『虚栄の市(原題:Vanity Fair)』(1847年 - 1848年)を原作とした1899年初演の戯曲『Becky Sharp』(ラングドン・ミッチェル脚色)を映画化した作品である[注 2]。 3色法テクニカラーを使った初めての総天然色長編映画で、それまでの3色法を使ったカラー映画は短編か白黒映画の一部のシーンだけがカラーというものだった[注 3]。 ローウェル・シャーマン監督が撮影開始直後に肺炎で急死したため、ルーベン・マムーリアンが監督を引き継ぎ、完成させた。
虚栄の市 | |
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Becky Sharp | |
映画ポスター | |
監督 |
ルーベン・マムーリアン ローウェル・シャーマン[注 1] |
脚本 | フランシス・エドワーズ・ファラゴー |
原作 |
ウィリアム・メイクピース・サッカレー 小説『虚栄の市』 ラングドン・ミッチェル 戯曲『Becky Sharp』 |
製作 | ケネス・マクゴーウァン |
出演者 |
ミリアム・ホプキンス フランシス・ディー セドリック・ハードウィック |
音楽 | ロイ・ウェッブ[注 1] |
撮影 | レイ・レナハン |
編集 | アーチー・マーシェク |
製作会社 | パイオニア・ピクチャーズ |
配給 | RKO |
公開 |
1935年6月13日 1935年8月 |
上映時間 | 84分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 フランス語 |
製作費 | $950,000(見積値)[2] |
ミリアム・ホプキンスが第8回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。
ストーリー
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キャスト
編集- ベッキー・シャープ - ミリアム・ホプキンス
- アミーリア・セドリー - フランシス・ディー
- ステイン侯爵 - セドリック・ハードウィック
- レディ・ベアクレス - ビリー・バーク
- ミス・クローリー - アリソン・スキップワース
- ジョセフ・セドリー - ナイジェル・ブルース
- ロードン・クローリー - アラン・モウブレイ
- ジョージ・オズボーン - G・P・ハントリー
- ピット・クローリー - ウィリアム・スタック
- ピット・クローリー卿 - ジョージ・ハッセル
- ウェリントン公爵 - ウィリアム・フェーヴァーシャム
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “Becky Sharp (1935) - Full Cast & Crew” (英語). IMDb. 2012年4月30日閲覧。
- ^ “Becky Sharp (1935)” (英語). IMDb. 2011年8月6日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、虚栄の市 (1935年の映画)に関するカテゴリがあります。
- 虚栄の市 - allcinema
- 虚栄の市 - KINENOTE
- Becky Sharp - オールムービー
- Becky Sharp - IMDb
- Becky Sharp - TCM Movie Database
- Becky Sharp - Rotten Tomatoes
- Becky Sharp - インターネット・アーカイブ