藤原 重通(ふじわら の しげみち)は、平安時代中期の貴族。藤原南家巨勢麻呂流、摂津守・藤原棟世の子。官位は従五位下・周防守。
花山朝初頭の永観2年(984年)六位蔵人に任ぜられる。のち、従五位下に叙爵し、周防守を務めた。
『尊卑分脈』による。
姉妹に棟世と清少納言の娘である上東門院小馬命婦がいる。