藤原 秋常(ふじわら の あきつね)は、平安時代初期の貴族藤原南家乙麻呂流、大納言藤原雄友の子。官位従五位下因幡守

 
藤原秋常
時代 平安時代初期
生誕 不詳
死没 不詳
官位 従五位下因幡守
主君 淳和天皇仁明天皇文徳天皇
氏族 藤原南家乙麻呂流
父母 父:藤原雄友、母:石上宅嗣の娘
兄弟 真川、広河、文山秋常弟河、弟男、藤原総継
山代氏の娘
良貞、秀貞
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経歴

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淳和天皇蔵人として仕えた後、仁明天皇が即位した天長10年(833年)に従五位下叙爵され、承和6年(839年少納言に任ぜられる。承和9年(842年)に発生した承和の変において、皇太子恒貞親王に近侍していたため連座し、少納言を罷免されて石見権守に左遷された。その後、承和12年(845年)罪を赦されて入京し、文徳朝の嘉祥4年(851年因幡守に任ぜられている。

官歴

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六国史』による。

系譜

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尊卑分脈』による。

出典

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