藤原 真数(ふじわら の まかず、生没年不詳)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。藤原北家、肥前守・藤原福当麻呂の子。官位は従五位上・刑部大輔。
文徳朝初頭の嘉祥4年(851年)従五位下・筑前守に叙任される。
その後散位となるが、清和朝初頭の貞観2年(860年)正月に大宰少弐に任ぜられるが、11月に従五位上に叙せられて肥後守に転じ、再び九州地方の地方官を務めた。貞観12年(870年)刑部大輔として京官に復している。
『六国史』による。
『尊卑分脈』による。