藤原 棟利(ふじわら の むねとし、生没年不詳)は、平安時代中期の貴族。 名は棟和とも[1]

藤原方正の父。紀伊守備後守

略歴

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藤原保方の子。天禄3年(972年)4月27日、紀伊守に任命される。また翌日28日夜に群盗が棟和の邸宅に押し入った[1]

この年は強盗や乱闘、地震など政情不安が亢進しており、棟利の事件もその一つとして挙げられる [2]

参考文献

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  • 『国司補任 3』(続群書類従完成会 、2000年、255p)
  • 『和歌山県史: 古代史料 - 第 1 巻』(和歌山県、1981年、421p)

脚注

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外部リンク

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