藤原宮房
平安時代初期の貴族
藤原 宮房(ふじわら の みやふさ)は、平安時代初期の貴族。藤原北家魚名流、参議・藤原藤嗣の子。官位は従五位上・美濃守。
時代 | 平安時代初期 |
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生誕 | 不詳 |
死没 | 不詳 |
官位 | 従五位上、美濃守 |
主君 | 淳和天皇→仁明天皇 |
氏族 | 藤原北家魚名流 |
父母 | 父:藤原藤嗣、母:紀古佐美の娘 |
兄弟 | 常房、高房、宮房、宮作、春岡、善本、三清、上支、越岑、弥房、貞直 |
妻 | 不詳 |
子 | 五常 |
経歴
編集その後しばらく任官記録が残っていないが、承和7年(840年)になると出羽守・兵部少輔・民部少輔、翌承和8年(841年)刑部大輔・治部大輔と短期間に内外の官職を転々とする。同年5月に任ぜられた丹波守は承和12年(845年)正月に滋野貞雄に交代するまで[1]4年の任期を勤め上げたと見られる。
散位を経て、承和14年(847年)中務大輔に任ぜられるが、翌承和15年(848年)には美濃守として再び地方官に転じている。
官歴
編集『六国史』による。
系譜
編集『尊卑分脈』による。
脚注
編集- ^ 『続日本後紀』承和12年正月11日条