藤井知昭

日本の音楽学者

藤井 知昭(ふじい ともあき、1932年6月16日[1] - 2023年3月24日)は、日本音楽学者。文化・音楽評論家。 国立民族学博物館名誉教授総合研究大学院大学名誉教授。専攻は民族音楽学・音楽人類学・比較芸術学。

藤井知昭
人物情報
生誕 (1932-06-16) 1932年6月16日
日本の旗 日本京都府京都市
死没 (2023-03-24) 2023年3月24日(90歳没)
日本の旗 日本愛知県名古屋市
両親 父: 藤井制心
学問
研究分野 民族音楽学・音楽人類学
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来歴・人物

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京都府京都市生まれ[1][2]。名古屋育ち。名古屋大学文学部哲学科卒業。

名城大学助教授を経て、国立民族学博物館助教授、教授、副館長。1996年3月退官、名誉教授。

また、1988年に国立の総合研究大学院大学文化科学研究科が設置されると、教授・比較文化学専攻長、文化科学研究科長を併任し、1996年3月退官、名誉教授。

その後は中部大学中部高等学術研究所副所長、教授を務めた。特任客員教授。

2006年、独立行政法人国立文化財機構「国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)」初代所長に就任し、2013年退官。

2023年3月24日、老衰心不全)のため名古屋市内の病院で死去[3][2]。90歳没。死没日付をもって従四位に叙された[4]

受賞歴・叙勲歴

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  • 1975年 芸術祭優秀賞(文化庁
  • 1984年 社会教育功労賞(第14回東海北陸社会教育委員研究大会)
  • 1988年 AVA1988年グランプリ金賞(通産大臣賞)
  • 1995年 CBC小嶋賞
  • 2000年 第11回小泉文夫音楽賞
  • 2005年 愛知県教育文化功労賞
  • 2006年 文部科学大臣地域文化功労賞
  • 2007年 名古屋市芸術賞 特賞
  • 2014年  瑞宝中綬章[5]

主な著作

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単著

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共著

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共編著

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脚注

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  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.520
  2. ^ a b 【独自】藤井知昭さん死去 国立民族学博物館名誉教授、名古屋の音楽文化に貢献」『中日新聞Web』2023年3月25日。2023年4月3日閲覧。
  3. ^ “藤井知昭氏死去 国立民族学博物館名誉教授”. 日本経済新聞. 共同通信. (2023年3月25日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE253ED0V20C23A3000000/ 2023年3月26日閲覧。 
  4. ^ 『官報』第971号1頁 令和5年5月8日
  5. ^ 平成26年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者”. 内閣府. p. 15 (2014年11月3日). 2017年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月18日閲覧。