蔣仁
蔣 仁(しょう じん、1743年 - 1795年)は、中国清朝中期の篆刻家・書家である。西泠四家に加えられる。
もとの名は泰、字は階平といったが、入手した漢印に「蔣仁」と刻してあったことに因んで改名した。号は山堂・吉羅居士・女牀山民・罨画渓山院主。杭州府仁和県の人。
略伝
編集艮山(浙江杭州城東北にある門の名)の門外にある四阿に住んだ。孤高な性格で人との付き合いが少なく、一度も仕官することなく布衣として過ごした。
著書
編集- 『吉羅居士印譜』
出典
編集- 沙孟海 『篆刻の歴史と発展』中野遵・北川博邦共訳 東京堂出版、昭和63年、ISBN 4490201443。
- 銭君匋・葉潞淵『篆刻の歴史と鑑賞』高畑常信訳 秋山書店<秋山叢書>、昭和57年。