蒸気の海
蒸気の海(じょうきのうみ)は、月の東半球に位置する環状の月の海の一つであり、月の表側にある。霧の海、湯気の海とも言う。晴れの海の南西側、および雨の海の南東側と接している。北西には、アペニン山脈が存在する。特徴は、直径11kmのクレーター、ヒギヌスから北西と東に伸びる全長約300kmのヒギヌス谷である。蒸気の海の南方には、明るい色の細い筋が存在する。蒸気の海周辺の地層は、前期インブリウム代のものであり、蒸気の海はエラトステネス代に作られたクレーターまたは盆地である。
蒸気の海 | |
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蒸気の海の位置 | |
ラテン名 | Mare Vaporum |
英語名 | Sea of Vapors |
直径 | 245 km |
面積 | 55,000 km2 |
月面座標 | 北緯13度18分 東経3度36分 / 北緯13.3度 東経3.6度座標: 北緯13度18分 東経3度36分 / 北緯13.3度 東経3.6度 |
月面緯度 | 北緯13.3° |
月面経度 | 東経3.6° |
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蒸気の海全景。右上の明るい箇所はマニリウス。写真の上の左側はアペニン山脈。
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月軌道から見た蒸気の海