葛飾為斎

江戸時代後期の浮世絵師

葛飾 為斎(かつしか いさい、文政4年〈1821年〉 - 明治13年〈1880年〉6月)とは、江戸時代後期から明治時代にかけての浮世絵師

葛飾為斎
ヒト
性別男性 編集
国籍日本 編集
母語表記葛飾為斎 編集
為斎 編集
葛飾 編集
読み仮名かつしか いさい 編集
生年月日1821 編集
死亡年月日6月 1880 編集
職業画家浮世絵師 編集
師匠葛飾北斎 編集
コレクション所蔵者ミネアポリス美術館メトロポリタン美術館 編集
作者の著作権状態著作権保護期間満了 編集

来歴

編集

葛飾北斎の門人。本姓は清水、俗称宗次。葛飾の画姓を称し酔桜軒、酔桜楼などと号す。江戸の人で浅草蔵前向島の辺りに住む。作画期は嘉永から明治初め頃にかけてで、錦絵や版本挿絵、肉筆画を手がけた。また信州の小布施村を二度ほど訪れ、高井鴻山などと交流している。安政6年(1859年)に横浜港が開かれると、海外輸出向けの絵を描いて外国人に好評を得たという。晩年は横浜に住み同地にて没す、享年60。

作品

編集
 
『量地図説』 嘉永5年刊、国立科学博物館の展示。

参考文献

編集
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年
  • 久保田一洋「資料研究 北斎最晩年:-小布施北斎の周辺-(二)」『浮世絵芸術』第96巻、国際浮世絵学会、1989年、3-31頁、doi:10.34542/ukiyoeart.852ISSN 0041-5979NAID 130007938422 
  • ニューオータニ美術館『幻の浮世絵美人たち : 大谷コレクション肉筆浮世絵 : 大谷孝吉蔵』ニューオータニ美術館、1991年。 NCID BA36963845https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I079409150-00 


関連項目

編集