葛城七穂
日本の女優、女性声優 (1966-)
葛城 七穂(かつらぎ ななほ、1966年12月20日[8][9] - )は、日本の女優[10]、声優[10]、元宝塚歌劇団雪組[11]の男役。愛知県名古屋市出身[3][4]。81プロデュース所属[6]。
かつらぎ ななほ 葛城 七穂 | |
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プロフィール | |
本名 | 橋本 三奈(はしもと みな)[1][2] |
性別 | 女性 |
出身地 | 日本・愛知県名古屋市[3][4] |
生年月日 | 1966年12月20日(58歳) |
血液型 | O型[5] |
職業 | 女優、声優 |
事務所 | 81プロデュース[6] |
公式サイト | 葛城七穂 - 81プロデュースの公式サイト |
公称サイズ(時期不明)[7] | |
身長 / 体重 | 173 cm / 57 kg |
女優活動 | |
活動期間 | 1987年[2] - |
ジャンル | 舞台 |
デビュー作 | 『宝塚をどり讃歌/サマルカンドの赤いばら』[2] |
声優活動 | |
活動期間 | 1990年代 - |
ジャンル | アニメ、ゲーム、吹き替え |
略歴
編集宝塚に入団するきっかけは小学2、3年生の頃、条はるきに勧められて観ていた宝塚歌劇団のミュージカル作品『ベルサイユのばら』であり、その後も観ていて、寿ひずるのファンになったという[13]。
南山中学校・高等学校卒業[2][14]。1985年、宝塚音楽学校[15]に入学[2]。1987年、73期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は21番。『宝塚をどり讃歌 / サマルカンドの赤いばら』で初舞台を踏む[2]。後に雪組に配属[16]。
声の仕事がしたかったため、「新しいことをするには今しかない」と思い、1997年に『仮面のロマネスク』を最後に宝塚歌劇団を退団[2][16]。
宝塚退団前のインタビューでは「一応、声優の仕事をしてみたいと思い、その勉強を始めようかなと思っています」と語っており[13]、退団後は声優として活動しており、様々な作品のアテレコを担当している[17]。
人物
編集宝塚歌劇団時代の愛称ははっしー[18][16]、ななほ[18]。
4歳年下の弟がいる[12]。
趣味・特技は乗馬、イラスト、スキューバダイビング[6]。
出演
編集テレビアニメ
編集- 時期不明
-
- それいけ!アンパンマン(サンド姫〈2代目〉)
- 1997年
-
- 夢のクレヨン王国(謎の少年 / クラウド)
- 1998年
-
- こちら葛飾区亀有公園前派出所(レポーター)
- 1999年
-
- おジャ魔女どれみ(1999年 - 2004年、関先生、浜田かずお、ハニー、河野君 他) - 5シリーズ
- 超発明BOYカニパン(ラビオリ)
- ひみつのアッコちゃん第3期(前島)
- 2000年
-
- KAIKANフレーズ(看護婦)
- 2001年
- 2003年
-
- エアマスター(早瀬実緒)
- 金色のガッシュベル!!(ザバス)
- 2004年
-
- 蒼穹のファフナー(羽佐間容子)
- 2005年
-
- ガラスの仮面(平成版)(円城寺まどか)
- 甲虫王者ムシキング 森の民の伝説(セレス)
- ゾイドジェネシス(カーラ)
- 魔法先生ネギま!(天ヶ崎千草)
- わがまま☆フェアリー ミルモでポン! ちゃあみんぐ(はるかの母)
- 2006年
-
- 神様家族(神山ビーナス[19])
- デジモンセイバーズ(クダモン)
- 祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン(桃源如来、悪六)
- 味楽る!ミミカ(リンリン〈母〉)
- MÄR -メルヘヴン-(ウーラヌス)
- 2007年
-
- きらりん☆レボリューション(チームブラック隊員)
- ゲゲゲの鬼太郎(第5作)(沼御前)
- 2008年
-
- Yes!プリキュア5GoGo!(アクセサリー店の店員)
- ゴルゴ13(ジゼル)
- シゴフミ(女医)
- D.Gray-man(女将)
- 2011年
-
- ブレイド(マテス)
- 2015年
-
- 蒼穹のファフナー EXODUS(羽佐間容子[20])
- 2017年
-
- 笑ゥせぇるすまんNEW(鬼世)
- THE REFLECTION(母親)
- 2018年
-
- クレヨンしんちゃん(人妻)
- 2021年
-
- かげきしょうじょ!!(大木)
劇場アニメ
編集- よなよなペンギン(2009年)
- 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH(2010年、羽佐間容子)
- ブレイク ブレイド(2010年、サクラ)
- 世界一初恋 〜プロポーズ編〜(2020年、吉野頼子)
- 魔女見習いをさがして(2020年、担任教員)
OVA
編集- 真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ(2000年、SP)
- .hack//Liminality(2002年、京子の母)
- おジャ魔女どれみナ・イ・ショ(2004年、関先生)
- 世界一初恋 〜羽鳥芳雪の場合〜(2011年、吉野頼子)
- 蒼穹のファフナー THE BEYOND(2019年 - 2020年、羽佐間容子[21])
- 蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE(2023年、羽佐間容子[22])
ゲーム
編集- 2000年
- 2001年
-
- ファイナルファンタジーX(ドナ)
- 2002年
- 2003年
-
- ファイナルファンタジーX-2(ドナ)
- 2005年
-
- クリティカル ベロシティ(ミランダ)
- 蒼穹のファフナー(羽佐間容子)
- ソウルキャリバーIII(雪華)
- 2006年
-
- デジモンセイバーズ アナザーミッション(クダモン)
- 2008年
-
- ソウルキャリバーIV(雪華)
- 2009年
-
- ソウルキャリバー Broken Destiny(雪華)
- 2024年
-
- 金色のガッシュベル!! 永遠の絆の仲間たち(ザバス[23])
ドラマCD
編集- Weiß kreuz Wish A Dream collection II A four-leaf clover(女兵士)
- 魔法先生ネギま! ドラマCD Vol.1(天ヶ崎千草)
- かげきしょうじょ!! Blu-ray 第2巻スピンオフドラマ「ファントム」(大木)
吹き替え
編集担当俳優
編集映画
編集- 2002年
-
- ワイルド・ワイルド・ウエスト(リッペンレイダー〈ソフィア・エング〉)※日本テレビ版
- 2004年
-
- スターシップ・トゥルーパーズ2(サハラ二等兵〈コリーン・ポーチ〉)
- レディ・ウェポン(マダムM〈アルメン・ウォン〉)
- 2005年
-
- サーティーン あの頃欲しかった愛のこと(バーディ〈サラ・クラーク〉)
- 2006年
-
- 上海の伯爵夫人(グルシェンカ〈マデリーン・ポッター〉)
- ラストサマー3(ゾーイ〈トーレイ・デヴィート〉)
- 私の婚活恋愛術(エミリー・ジャクソン〈ブリタニー・マーフィ〉、ハリウッド・ジャック〈グウィネス・パルトロウ〉)
- 2007年
-
- ウィッカーマン(シスター・ハニー〈リーリー・ソビエスキー〉)
- ホステル2(アクセル〈ベラ・ヨルダノーヴァ〉)
- ラッキー・ユー(スーザン・オファー〈デブラ・メッシング〉)
- 2008年
-
- JIGSAW タワー・オブ・デス(ニコール〈ジュリア・バラード〉)
- センター・オブ・ジ・アース(エリザベス・アンダーソン〈ジェーン・ウィーラー〉)
- ミラーズ(アンジェラ・カーソン〈エイミー・スマート〉)
- ワイルド・クライムズ(カルロス〈ジェニファー・エスポジート〉)
- 2011年
- 2012年
-
- ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して(ジェシカ〈ロザムンド・パイク〉)
- 2014年
-
- ザ・ホスト 美しき侵略者(シーカー〈ダイアン・クルーガー〉)
- 2021年
- 2024年
ドラマ
編集- 1999年
- 2001年
- 2006年
-
- プリズン・ブレイク(パメラ・マホーン〈キャリー・ソーン〉)
- 2008年
-
- 弁護士イーライのふしぎな日常(マイケル・スティルス牧師)
- 2009年
-
- デスパレートな妻たち4(エリー)
- メントーズ 世界の偉人たちからのメッセージ(ペギー・ケイツ〈ジェーン・サワビー〉)
- 2010年
-
- NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班(アビゲイル・“アビー”・シュート〈ポーリー・ペレット〉)
- 2012年
- 2013年
-
- ALPHAS/アルファズ(キャシー・サリヴァン)
- 私はラブ・リーガル(ポーラ・アブドゥル)
- 2018年
-
- グッド・ドクター 名医の条件(アレグラ・アオキ〈タムリン・トミタ〉[26])
- 2024年
-
- ギャップ・ザ・シリーズ(ポーン〈アマター・ピヤワニット(Jum)〉[27])
アニメ
編集- きかんしゃトーマス(2008年、マージ、有名な小説家、アリシア・ボッティ)※テレビ東京版
- トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン(2009年、マージ)
特撮
編集- 仮面ライダー電王(2007年、スネールイマジン〈雌〉の声)
ナレーション
編集- 発掘!あるある大事典(フジテレビ系関西テレビ)※ ある子さんの声も担当
- 旅するフランス語(NHK教育)※マダム・パッフェの声
舞台
編集パチンコ
編集- CR魔法先生ネギま!(2017年、天ヶ崎千草)
脚注
編集- ^ 『芸能手帳タレント名簿録Vol.39('04〜'05)』連合通信社・音楽専科社、2004年5月3日、79頁。
- ^ a b c d e f g h “女子部新校舎はこんなイメージ!”. paperzz.com. pp. 5-8 (2004年4月). 2023年4月7日閲覧。
- ^ a b 葛城七穂 (2005年12月29日). “わたわたと帰省”. 七穂のペンギン歩きな日常. 2020年5月30日閲覧。
葛城七穂 (2007年2月24日). “カエルまんじゅう”. 七穂のペンギン歩きな日常. 2020年5月30日閲覧。 - ^ a b nanahokatsuragiの2011年12月22日のツイート、2020年5月30日閲覧。
nanahokatsuragiの2014年3月21日のツイート、2020年5月30日閲覧。 - ^ “葛城 七穂”. エキサイトニュース. エキサイト. 2024年2月16日閲覧。
- ^ a b c “葛城 七穂 - (か行):株式会社81プロデュース‐声優プロダクション”. 2022年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月23日閲覧。
- ^ 『日本タレント名鑑(2017年版)』VIPタイムズ社、2017年1月27日、510頁。ISBN 978-4-904674-08-6。
- ^ 『出演者名簿(2003年版)』著作権情報センター、2002年12月5日、98頁。ISBN 4-88526-039-6。
- ^ “葛城 七穂”. linkvod.myjcom.jp. J:COMオンデマンド. 2023年12月20日閲覧。
- ^ a b “葛城七穂”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2018年4月21日閲覧。
- ^ a b “葛城七穂”. アフリカ座. 2018年4月21日閲覧。
- ^ a b 「ヤングスター情報」『宝塚GRAPH』1990年9月号、宝塚クリエイティブアーツ、1990年9月、63頁。
- ^ a b 「一心に人の愛を頂いて葛城七穂」『宝塚ふぁん』全国宝塚会、宝塚ふぁん、1997年6月20日、1997年6月号、10面。
- ^ 葛城七穂 (2016年8月29日). “南山G32同窓会!”. 七穂のペンギン歩きな日常. 2020年5月30日閲覧。
- ^ 葛城七穂 (2005年10月24日). “お茶の時間”. 七穂のペンギン歩きな日常. 2021年9月17日閲覧。
- ^ a b c 石井啓夫「【OG】葛城七穂」『タカラジェンヌの妖精物語』エムウエーブ、2000年8月20日、193頁。ISBN 978-4-901219-03-7。
- ^ “葛城 七穂”. タレントデータバンク. 2022年3月4日閲覧。
- ^ a b 「宝塚歌劇団新生徒ご紹介」『歌劇』1987年4月号、宝塚クリエイティブアーツ、1987年4月、132頁。
- ^ “神様家族”. メディア芸術データベース. 2016年11月13日閲覧。
- ^ “Staff/Cast”. 蒼穹のファフナー EXODUS. 2014年11月15日閲覧。
- ^ “STAFF/CAST”. 蒼穹のファフナー THE BEYOND. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “STAFF/CAST”. 蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE. 2022年7月6日閲覧。
- ^ "CAST(キャスト)". スマホ向けゲーム『金色のガッシュベル!!永遠の絆の仲間たち』(トキワズ)公式サイト. NEOWIZ. 2024年1月13日閲覧。
- ^ “ある日どこかで [BSテレ東 新録吹き替え版]”. ふきカエル大作戦!!. (2021年2月4日) 2021年2月5日閲覧。
- ^ “ボーはおそれている”. ハピネットピクチャーズ - Happinet Pictures. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “グッド・ドクター 名医の条件”. WOWOW. 2022年4月24日閲覧。
- ^ 「アニプレックス新ブランド「aLiL」(アリル)始動!」アットプレス。2024年9月17日閲覧。
外部リンク
編集- 七穂のペンギン歩きな日常
- 葛城七穂 - 81プロデュースの公式サイト
- アフリカ座によるプロフィール
- 葛城七穂 (@nanahokatsuragi) - X(旧Twitter)