萱和磨

日本の体操選手 (1996-)

萱 和磨(かや かずま、1996年11月19日 - )は、日本の体操競技選手

萱 和磨
選手情報
フルネーム かや かずま
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-11-19) 1996年11月19日(28歳)
生誕地 日本の旗 千葉県船橋市[1]
身長 163cm
体重 52kg
得意種目 あん馬平行棒
所属 セントラルスポーツ
学歴 千葉市立幕張南小学校→千葉市立幕張西中学校→習志野市立習志野高等学校→順天堂大学→順天堂大学大学院
獲得メダル
日本の旗 日本
体操競技
オリンピック
2024 パリ 団体総合
2020 東京 団体総合
2020 東京 あん馬
世界体操競技選手権
2015 グラスゴー 団体総合
2023 アントウェルペン 団体総合
2021 北九州 あん馬
2022 リバプール 団体総合
2015 グラスゴー あん馬
2018 ドーハ 団体総合
2019 シュツットガルト 団体総合
2019 シュツットガルト 平行棒
アジア選手権
2015 広島 団体総合
2015 広島 あん馬
2015 広島 平行棒
ユニバーシアード
2019 ナポリ 個人総合
2019 ナポリ 団体総合
2021 成都 ゆか
2019 ナポリ ゆか
2021 成都 団体総合
2019 ナポリ あん馬
2021 成都 個人総合
2021 成都 平行棒
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経歴

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小学2年生の時にテレビで観たアテネオリンピック日本代表の冨田洋之の演技に魅了され、体操を始める[2]

市立習志野高校では3年次に全国高校体操選抜大会個人総合で優勝を果たす[3]など同学年の白井健三等と競い合った[4]

順天堂大学進学後、2015年の体操世界選手権では個人あん馬で銅メダルを獲得し、団体での金メダル獲得にも貢献した。

2021年5月16日に長野県ビッグハットで開催された第60回NHK杯にて2位に入賞し、同大会初優勝の橋本大輝と共に同年開催の2020年東京オリンピックへの出場権の獲得と同時に自身初の団体代表入りが内定した[5][6]

東京オリンピックの団体総合では主将を務め[7][8]、橋本・谷川航北園丈琉と共に全員が五輪初出場のメンバーで出場[9]。同年7月26日に行われた決勝では、ROC中国との接戦の末、2位に入賞し、銀メダルを獲得した[10]。8月1日に行われた種目別決勝のあん馬では銅メダルを獲得した[11]。同種目で日本勢がメダルを獲得したのは、アテネオリンピックで銅メダルを獲得した鹿島丈博以来、17年ぶりである[12]

2022年1月11日、結婚[13]

2024年パリオリンピックの体操競技の男子団体総合では、橋本大輝、岡慎之助、谷川航、杉野正尭とともに団体総合で金メダルを獲得した[14]。同年、紫綬褒章受章[15]

主な大会成績

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  • 2014年
    • 全日本種目別 - 平行棒:3位
  • 2015年
  • 2016年
    • 全日本種目別 - あん馬:優勝、平行棒:5位
    • NHK杯 - 個人総合:6位
  • 2017年
    • 全日本種目別 - 平行棒:5位
  • 2018年
    • 全日本選手権 - 個人総合:4位
    • 全日本種目別 - あん馬:3位、平行棒:6位
    • NHK杯 - 個人総合:3位
    • 世界選手権 - 団体:3位、個人総合:6位
  • 2019年
    • 全日本選手権 - 個人総合:2位
    • NHK杯 - 個人総合:3位
    • 世界選手権 - 団体:3位、個人総合:6位、平行棒:3位、あん馬:5位
  • 2020年
    • 全日本選手権 - 個人総合:優勝
    • 全日本種目別 - あん馬:4位、鉄棒:4位、平行棒:6位、つり輪:8位
  • 2021年
    • 全日本選手権 - 個人総合:3位
    • NHK杯 - 個人総合:2位
    • 東京オリンピック - 団体:2位、あん馬:3位
  • 2023年
  • 2024年

脚注

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  1. ^ 船橋市出身の体操4選手が世界選手権&ユニバーシアードで活躍、市長と教育長に報告 MyFunaねっと 2016年4月21日閲覧
  2. ^ 山口史朗 (2020年12月14日). “体操新王者・萱和磨が「ミスをしない男」になるまで”. 朝日新聞. 朝日新聞社. 2021年7月27日閲覧。
  3. ^ 萱和磨(千葉・習志野3年)体操個人総合の新星 全国高校選抜初優勝 高校生新聞 2016年4月21日閲覧
  4. ^ 白井、萱ら高3世代 「世界」視野に切磋琢磨 産経新聞 2016年4月21日閲覧
  5. ^ 萱、待望の五輪へ 体操NHK杯”. JIJI.COM. 時事通信社 (2021年5月16日). 2021年5月16日閲覧。
  6. ^ 体操・NHK杯で優勝の橋本大輝、初の五輪団体代表内定…2位の萱和磨も”. 読売新聞オンライン. 読売新聞東京本社 (2021年5月16日). 2021年5月16日閲覧。
  7. ^ 体操男子全体の主将に内村航平、団体チーム主将に萱和磨”. 読売新聞オンライン. 読売新聞東京本社 (2021年6月9日). 2021年7月26日閲覧。
  8. ^ 団体2連覇に挑む体操代表が入村 主将の萱「楽しみに待っていた」”. 共同通信社 (2021年7月18日). 2021年7月26日閲覧。
  9. ^ 谷川航・北園が五輪へ 体操男子団体、リオ金メンバー入らず”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社 (2021年6月6日). 2021年7月26日閲覧。
  10. ^ 体操男子団体 日本は全員初五輪の若い代表で銀メダル 連覇はならず”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2021年7月26日). 2021年7月26日閲覧。
  11. ^ 日本放送協会. “オリンピック 体操 萱和磨が銅メダル 男子種目別 あん馬”. NHKニュース. 2021年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月1日閲覧。
  12. ^ 体操“失敗しない男”萱和磨が種目別あん馬で銅! 同種目では日本17年ぶりのメダル”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2021年8月1日). 2021年8月1日閲覧。
  13. ^ 東京五輪・体操団体銀の萱和磨が結婚報告「幸せな家庭を築いていきたい」”. ORICON NEWS (2022年1月11日). 2023年10月4日閲覧。
  14. ^ “体操男子 金”. 読売新聞. https://www.yomiuri.co.jp/images/quick-photo/olympic/2024/0730062934.pdf 2024年7月31日閲覧。 
  15. ^ 『官報』号外259号、令和6年11月5日

外部リンク

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