萩博物館
日本の山口県萩市にある総合博物館
萩博物館(はぎはくぶつかん)は山口県萩市にある総合博物館である。
萩博物館 Hagi Museum | |
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施設情報 | |
正式名称 | 萩博物館[1] |
前身 | 萩市郷土博物館 |
専門分野 | 歴史・生活文化・生物(海洋生物・陸上生物) |
研究職員 | 6名 |
事業主体 | 萩市 |
管理運営 | 萩市教育委員会 |
延床面積 | 4,267.54m2 |
開館 | 2004年(平成16年)11月11日 |
所在地 |
〒758-0057 山口県萩市大字堀内355 |
位置 | 北緯34度24分47.7秒 東経131度23分25.7秒 / 北緯34.413250度 東経131.390472度座標: 北緯34度24分47.7秒 東経131度23分25.7秒 / 北緯34.413250度 東経131.390472度 |
外部リンク | 萩博物館 |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集長州藩の城下町であった山口県萩市は、現在も町中に多くの歴史資料・建造物が残っており、「江戸時代の地図がそのまま使えるまち」をキャッチコピーを掲げている[2][3]。そして、萩市全体を一つの広大な博物館として捉え、萩の歴史資源・自然環境を保存・活用するまちづくりの取り組み「萩まちじゅう博物館」構想の中核施設[4]として、従来からあった「萩市郷土博物館」を改築移転する形で、萩市堀内の伝統的建造物群保存地区内の大野毛利家の屋敷跡に建設された。
沿革
編集施設と展示
編集博物館の造りは、萩市特有の武家屋敷風の広大な造りとなっている。主要展示棟にある展示ゾーンは有料(玄関でスリッパに履き替え、券売機で購入した入館券を受付にて観覧券に引き換える)だが、一方、屋外展示や別棟の展示室は交流ゾーンとして無料で観覧できる[6]。
萩博展示ゾーン(有料)
編集- 萩学なんでもボックス
- 「萩学」と名付けられた萩の歴史・文化・産業・自然などに関する様々な資料を、観覧者が気軽に手を触れてみることができる体験型展示。
- 歴史展示室・高杉晋作資料室・萩の人物コーナー
- 萩城・長州藩・長州戦争・明治維新など萩の歴史、高杉晋作に関する収蔵品、萩市にゆかりのある100人以上の歴史的人物の顔写真などを展示。大型スクリーンにより吉田松陰や長州ファイブも紹介されている。
- いきもの発見ギャラリー
- 萩市近郊の海で獲れた海洋生物の生態を紹介。自分で好きな貝殻を採取できるコーナーなどがある。
萩博交流ゾーン(無料)
編集- くらしのやかた
- 別棟の長屋門型展示棟では昭和前期~中期に実際に、各家庭や店で使用されていた道具や看板が展示される。
- 隅矢倉・屋外展示場
- 旧大野毛利家の屋敷で、萩城三の丸の隅矢倉(物見櫓)が復元されている他、屋外にも展示品がある。また、萩市を象徴する果樹である夏みかんの樹も敷地内随所に植えられている。
その他
編集関連項目
編集- 萩市立歴史民俗資料館
- 一坂太郎
- 明治日本の産業革命遺産_製鉄・製鋼、造船、石炭産業
脚注
編集- ^ 萩博物館条例
- ^ 萩散策にお役立ち!観光情報誌「ぶらり萩さんぽ」 - 萩市観光ポータル(萩市観光課)
- ^ 観光ガイド 萩 江戸時代の地図がそのまま使えるまち - 自治体ドットコム
- ^ 萩まちじゅう博物館基本構想 - 萩市まちじゅう博物館(萩市まちじゅう博物館推進課)
- ^ 萩開府400年にあわせてオープンしている(公式サイトより)。
- ^ 萩博物館施設紹介 - 萩博物館公式サイト