菅直哉
菅 直哉(すが なおや、1985年5月17日 - )は、日本の元男子バレーボール選手。バレーボール指導者。
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 1985年5月17日(39歳) | |||
出身地 | 長崎県島原市 | |||
ラテン文字 | Naoya Suga | |||
身長 | 178cm | |||
体重 | 82kg | |||
血液型 | O型 | |||
選手情報 | ||||
愛称 | スガ | |||
ポジション | S | |||
指高 | 234cm | |||
利き手 | 右 | |||
スパイク | 320cm |
来歴
編集長崎県島原市有明町出身[1]。有明中学1年よりバレーボールを始め、中学3年時に県大会で優勝を飾る[1]。全日本ジュニア代表などを経験、 大村工業高校2年時からレギュラーに抜擢され、3年時にはインターハイ優勝を経験した[1][2]。
筑波大学では1年時からレギュラーセッターを務め[2]、2004年全日本インカレで2年ぶりの優勝に貢献しセッター賞を受賞[3]、大学バレー部の主将も務めた[1]。2006年度にはインターンとしてつくばユナイテッドSun GAIAに参加した[4]。
大学卒業後の2008年4月にNECに入社、NECブルーロケッツに入団[5]。5月の黒鷲旗大会でデビューし[6]、1年目からレギュラーを獲得した[7]。2009年夏季ユニバーシアードでは主将としてレギュラーセッターを務めた[7]。同年、2009年度全日本代表登録メンバーに選出された[7]。
NECブルーロケッツの無期限休部に伴い、同年7月31日付けでNECを退社し、8月1日にJTサンダーズ(現・JTサンダーズ広島)に入団した[7][8]。前年までのレギュラーだった前田悟が引退した[7]ため、移籍1年目はゴードン・メイフォースの方針で井上俊輔との併用で起用された[2]。2010年にも全日本登録メンバーに選ばれ[9]、広州アジア大会優勝[1]。JTでは以降も井上・深津旭弘との併用で起用された[10]。
2016年5月、第65回黒鷲旗をもって引退[11]。直後の同年6月、コーチに就任した[12]。2019-20シーズンをもってコーチを退任し社業専念[13]。
球歴
編集- 日本代表 - 2009-2010年、2013年
所属チーム
編集- 大村工業高校
- 筑波大学
- NECブルーロケッツ(2008-2009年)
- JTサンダーズ(2009-2016年)
個人成績
編集Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[14]。
シーズン | 所属 | 出場 | アタック | ブロック | サーブ | レセプション | 総得点 | 備考 | |||||||||
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試合 | セット | 打数 | 得点 | 決定率 | 効果率 | 決定 | /set | 打数 | エース | 得点率 | 効果率 | 受数 | 成功率 | ||||
2008/09 | NEC | 28 | 93 | 24 | 15 | 62.5% | % | 23 | 0.25 | 277 | 1 | 0.36% | 5.1% | 3 | 0.0% | 39 | |
2009/10 | JT | 24 | 72 | 18 | 9 | 50.0% | % | 38 | 0.53 | 238 | 2 | 0.84% | 4.7% | 5 | 0.0% | 49 | |
2010/11 | 20 | 68 | 19 | 8 | 42.1% | % | 25 | 0.37 | 204 | 0 | 0.00% | 4.2% | 4 | 0.0% | 33 | ||
2011/12 | 20 | 73 | 11 | 4 | 36.4% | % | 28 | 0.38 | 208 | 0 | 0.00% | 5.2% | 1 | 0.0% | 32 | ||
2012/13 | 22 | 42 | 3 | 1 | 33.3% | % | 11 | 0.26 | 115 | 2 | 1.74% | 7.5% | 5 | 0.0% | 14 | ||
2013/14 | 6 | 7 | 1 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 13 | 0 | 0.00% | 1.9% | 0 | 0.0% | 0 | ||
2014/15 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 0 | 0.0% | 0 |
脚注
編集- ^ a b c d e “バレーボール 迷わずに戦い抜く”. 長崎新聞 (2014年9月17日). 2014年11月7日閲覧。
- ^ a b c “挫折を乗り越え復活を目指す新戦力・菅”. 日刊スポーツ. 2014年11月7日閲覧。
- ^ “ミキプルーンスーパーカレッジバレー2004”. 日本バレーボール協会. 2014年11月7日閲覧。
- ^ 月刊バレーボール2007年2月号臨時増刊 Vリーグ観戦ガイドブック 133ページ
- ^ “NECブルーロケッツの一員として頑張るぞ!”. NEC SPORTS トピックス. 2014年11月7日閲覧。
- ^ “新人選手インタビュー”. NEC SPORTS トピックス. 2014年11月7日閲覧。
- ^ a b c d e “JT、菅を獲得 NECから日本代表セッター”. 中国新聞 (2009年8月10日). 2014年11月7日閲覧。
- ^ “菅直哉選手 入部のお知らせ”. JTサンダーズ (2009年7月). 2014年11月7日閲覧。
- ^ “飛べ世界へ バレー代表登録にJTルーキーコンビ”. 中国新聞 (2010年4月16日). 2014年11月7日閲覧。
- ^ “新生JTサンダーズ、初優勝に挑む! ~井上俊輔×菅直哉×深津旭弘~”. Sports Communications. 2014年11月7日閲覧。
- ^ “菅直哉選手、レアンドロ・ヴィソット・ネヴェス選手、徳元幸人コーチ、鳥越隼S&Cコーチ退部のお知らせ”. JTサンダーズ (2016年4月21日). 2019年12月6日閲覧。
- ^ “新コーチ就任のお知らせ”. JTサンダーズ (2016年6月1日). 2019年12月6日閲覧。
- ^ 『ティネ・サトレル監督、菅直哉コーチ退部のお知らせ』(プレスリリース)JTサンダーズ広島、2020年4月21日 。2021年1月22日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2015年10月30日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 日本バレーボールリーグ機構の旧サイトにおけるプロフィール - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)