荒野由次郎
荒野 由次郎(こうの よしじろう、1858年(安政5年4月[1]) - 1911年(明治44年)5月9日[1][注 1])は、明治時代の政治家。貴族院多額納税者議員。
経歴
編集常陸国鹿島郡大船津村(茨城県鹿島郡豊津村、鹿島町を経て現鹿嶋市)の糟谷慎吉の弟として生まれ、のち同郡中野村大字荒野(大野村、鹿島町を経て現鹿嶋市)の荒野清右衛門の養子となる[2]。農業を営んだ[1]。
1898年(明治31年)茨城県多額納税者として補欠選挙で貴族院議員に互選され、同年7月5日から[3]1899年(明治32年)1月12日まで在任[4]。同年4月18日、補欠選挙で互選され[4]、1904年(明治37年)9月28日まで務めた[1]。
脚注
編集注釈
編集- ^ 『国民過去帳 明治之巻』1214頁では明治44年5月10日没。
出典
編集参考文献
編集- 服部鉄石『茨城人物評伝』1902年 。
- 大植四郎 編『国民過去帳 明治之巻』尚古房、1935年 。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年 。