荒野の無頼漢
『荒野の無頼漢』(こうやのぶらいかん、伊: Testa t'ammazzo, croce... sei morto - Mi chiamano Alleluja、英: They Call Me Hallelujah)は、1971年に公開されたイタリアの映画。宝石をめぐった政府軍と革命軍による争いを描くマカロニ・ウエスタンである。監督はアンソニー・アスコット(ジュリアーノ・カルニメーオ)。主演はジョージ・ヒルトン[1][2]。
荒野の無頼漢 | |
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Testa t'ammazzo, croce... sei morto Mi chiamano Alleluja | |
監督 | アンソニー・アスコット |
脚本 | ティト・カルピ |
製作 | ダリオ・サバテッロ |
出演者 | ジョージ・ヒルトン |
音楽 | ステルヴィオ・チプリアーニ |
撮影 | ステルヴィオ・マッシ |
編集 | オルネラ・ミケーリ |
製作会社 | コロッセオ・アルティスカ・プロ |
配給 | Panta Cinematografica |
公開 |
1971年4月8日 1971年11月27日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
次作 | 続・荒野の無頼漢 |
あらすじ
編集革命軍の一員ハレルヤは大将ラミレスを救出した。 次いで彼は政府軍のスパイから宝石を奪って、悪徳商人クランツから最新鋭のマシンガンを買うことを計画する。 ところが、スパイは何者かの襲撃を受けており、ハレルヤは襲撃犯から宝石を奪うも、すべて偽物だった。 また、クランツの取引も、修道女アンナ・リーの妨害で失敗し、囚われの身になってしまう。 そのアンナ・リーはハレルヤが盗んだ宝石に手を出そうとして捕まり、彼に助けられ、彼女の正体がアメリカの諜報員だと判明する。また、政府軍のスパイ襲撃事件の黒幕はクランツであり、アンナ・リーを狙ったところで ロシアの大公の妨害を受ける。そして、ハレルヤは大公と共闘してクランツを撃破し、偽物の宝石の中に本物の宝石が入っていたことに気づく。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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テレビ朝日版 | テレビ東京版 | ||
ハレルヤ | ジョージ・ヒルトン | 山田康雄 | 内海賢二 |
ロシアの大公 | チャールズ・サウスウッド | ||
シスター・アンナ・リー | アガタ・フローリ | ||
ラミレス | ロベルト・カマルディエル | ||
フォーチュン | パオロ・ゴスリーノ | ||
クランツ | アンドレア・ボシック | ||
ガートルード | リンダ・シーニ |
脚注
編集- ^ Marco Giusti (2007). Dizionario del western all'italiana. Mondadori, 2007. ISBN 978-8804572770
- ^ Paolo Mereghetti. Il Mereghetti - Dizionario dei film. B.C. Dalai Editore, 2010. ISBN 8860736269
- ^ a b “外画 吹き替え”. ザック・プロモーション. 2022年2月2日閲覧。