荒牧重雄

日本の地球科学者

荒牧 重雄(あらまき しげお、1930年9月9日 - )は、日本地球科学者東京大学名誉教授。“pyroclastic flow” という用語に対し火山砕屑流(火砕流)という訳語をあてた[1]。日本における火山学の第一人者。英文学者の荒牧鉄雄は父。

荒牧 重雄
(あらまき しげお)
生誕 1930年9月9日
日本の旗 日本 東京都
研究分野 火山学
研究機関 山梨県富士山科学研究所
主な受賞歴 クラフト・メダル(2013年)
補足
荒牧鉄雄(父)
プロジェクト:人物伝
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経歴

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社会的活動

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受賞

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研究内容

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主要な研究分野は火山岩石学、火山地質学。1961年 “Geology of Asama Volcano” により学位を取得[6]浅間山、熊野酸性火山岩類に始まり国内外の多くの火山を研究対象としている。近年では富士山ハザードマップ検討委員会の委員長を務めた[7]

論文

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出典

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  1. ^ 荒牧重雄「Pyroclastic Flowの分類」『火山』第2巻第1号、日本火山学会、1956年、47-57頁。 
  2. ^ a b c 小坂和夫「荒牧重雄先生のご退職に際して」(PDF)『日本大学文理学部自然科学研究所研究紀要』第36巻、日本大学文理学部、2001年、47-53頁、NAID 40002980540 
  3. ^ a b c d コトバンク デジタル番日本人名大辞典+Plus 荒牧重雄
  4. ^ 全国治水砂防協会TOPICS「第47回 砂防および地すべり防止講習会」開催される
  5. ^ IAVCEI News2013 No.2-3. Page3
  6. ^ 国立歴史民俗博物館 これまでの企画展示「日本と世界の火山学と私 荒牧重雄」
  7. ^ 内閣府 富士山ハザードマップ検討委員会

外部リンク

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荒牧重雄 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース 論文一覧(KAKENCiNii