荒井良雄 (地理学者)

日本の地理学者

荒井 良雄 (あらい よしお、1954年1月29日 - )は、日本人文地理学者。帝京大学教授。専門は都市地理学

略歴

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福井県に生まれ、幼少から新潟県で育つ。新潟県立中条高等学校卒業、1975年東京大学工学部都市工学科卒業、1978年同大学院理学研究科博士課程中退。同教養学部助手信州大学経済学部助教授、1992年東大教養学部助教授(人文地理学)、1996年総合文化研究科(広域科学)教授。1992年「生活活動空間の構造と変容に関する研究」で東大博士(工学)。2006年人文地理学会賞受賞[1]日本地理学会では、理事長(2012年 - 2013年)、会長(2014年 - 2015年)を歴任した[1]

2019年3月に東京大学を定年退職し[2]、新年度から帝京大学経済学部地域経済学科教授となった[3]

著書

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  • 郊外に居住する高齢者のハウジング環境に関する実証研究 (地域社会研究所、第一住宅建設協会編 地域社会研究所 1994年5月)

共編著

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  • 都市の空間と時間 生活活動の時間地理学 (共著 古今書院 1996年10月)
  • 日本の人口移動 ライフコースと地域性 (川口太郎井上孝共編 古今書院 2002年6月)
  • 日本の流通と都市空間 (箸本健二共編 古今書院 2004年8月)
  • 流通空間の再構築 (箸本健二共編 古今書院 2007年4月)
  • 中国都市の生活空間 社会構造・ジェンダー・高齢者 (岡本耕平田原裕子柴彦威共編 ナカニシヤ出版 2008年4月)

翻訳

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  • 生活の空間都市の時間 Anthology of time geography (共編訳 古今書院 1989年4月)
  • 世界の地理 図説大百科 22 日本・朝鮮半島 (朝倉書店 1998年)

脚注

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  1. ^ a b 荒井良雄 - researchmap
  2. ^ 武沙佑美 (2019年4月3日). “退職教員インタビュー(4) 荒井良雄教授 足取り軽く地理学を研究”. 東京大学新聞社. 2019年5月11日閲覧。
  3. ^ 経済学部の教員紹介”. 帝京大学. 2020年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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先代
矢ケ﨑典隆
日本地理学会会長
2014年 - 2016年
次代
戸所隆