茨城県道・栃木県道216号岩瀬二宮線
日本の茨城県と栃木県の道路
茨城県道・栃木県道216号岩瀬二宮線(いばらきけんどう・とちぎけんどう216ごう いわせにのみやせん)は、茨城県桜川市から栃木県真岡市に至る一般県道である。
一般県道 | |
---|---|
茨城県道216号岩瀬二宮線 栃木県道216号岩瀬二宮線 | |
総延長 | 12.488 km |
実延長 | 11.687 km |
制定年 | 1972年3月1日 茨城県認定 1974年2月5日 栃木県認定 |
起点 | 茨城県桜川市長方 |
終点 | 栃木県真岡市久下田 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道50号 茨城県道45号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集桜川市の岩瀬地区(旧岩瀬町)から西へ向かい筑西市北部を経由し、真岡市二宮地区(旧二宮町)に至る道路。
以前は岩瀬国分寺線と呼ばれ、現在の栃木県道44号栃木二宮線の一部区間を含む国分寺町(現:下野市)までの路線であった。茨城県桜川市長方(国道50号交点)から同市中泉地内、上野沼方面への3差路交点までの区間は旧・国道50号の旧道区間に当たる(国道50号一次改築)。
路線データ
編集この節の加筆が望まれています。 |
- 起点:茨城県桜川市中泉340番3地先(国道50号交点=長方交差点)[1]
- 終点:栃木県真岡市久下田(久下田下交差点=栃木県道106号久下田停車場線交点)
- 総延長:12.488 km(茨城県区間:11.001 km[2]、栃木県区間:1.487 km)
- 重用延長:*.* km(茨城県区間:0.801 km[2]、栃木県区間:*.* km)
- 未供用延長:なし(茨城県区間:0.0 km[2]、栃木県区間:*.* km)
- 実延長:11.687 km(茨城県区間:10.200 km[2]、栃木県区間:1.487 km)
- 自動車交通不能区間延長[注釈 1]:*.* km(茨城県区間:0.0 km[2]、栃木県区間:*.* km)
歴史
編集1972年(昭和47年)3月1日、前身にあたる県道岩瀬国分寺線(茨城県岩瀬町 - 栃木県国分寺町)が路線廃止され、岩瀬国分寺線の一部区間にあたる茨城県西茨城郡岩瀬町(現:桜川市)を起点とし、栃木県芳賀郡二宮町(現:真岡市)の終点に至る区間を茨城県が路線認定した県道である[注釈 2]。 1995年(平成7年)に、茨城県道の路線再編が行われた際に、茨城県区間の整理番号が変更されて整理番号216となり、現在に至る。
年表
編集- 1959年(昭和34年)10月14日:茨城県が現在の路線の前身にあたる岩瀬国分寺線(茨城県岩瀬町中泉 - 栃木県国分寺町、図面対照番号237)を県道路線認定[3]。
- 1961年(昭和36年)4月1日:栃木県が現在の路線の前身にあたる岩瀬国分寺線を県道路線認定。
- 1972年(昭和47年)3月1日
- 1974年(昭和49年)2月5日:栃木県側で岩瀬二宮線として県道路線認定。
- 1995年(平成7年)3月30日:茨城県区間において、整理番号が整理番号293から現在の番号(整理番号216)に変更される[7]。
- 2001年(平成13年)12月13日:真壁郡協和町大字小栗地内のバイパス区間が延伸(516 m)される[8]。
- 2004年(平成16年)8月9日:真壁郡協和町大字小栗地内のバイパスの一部が開通する[9]。
- 2005年(平成17年)3月14日:下館市大字下高田(栃木県界付近)におけるバイパス延伸部(177 m)が開通する[10]。
- 2009年(平成21年)2月17日:筑西市奥田(一般県道高田筑西線) - 同市下高田(現道合流点)までのバイパスの一部(約0.9 km)が開通する[11]。
- 2013年(平成25年)3月29日:桜川市中泉の国道50号・長方交差点に接続する新道(約50 m)を供用開始[12]。
- 2013年(平成25年)8月8日:筑西市小栗の小貝川を渡河するバイパスの一部(加草橋)が開通する[13][14]。
- 2014年(平成26年)2月27日:北関東自動車道 桜川筑西インターチェンジ入口の道路改良に伴い、桜川市長方(旧起点) - 桜川市中泉の旧道(357 m)が指定解除され、起点が長方交差点に移る[1]。
- 2016年(平成28年)9月23日:筑西市大字小栗 - 同市大字下高田の旧加草橋を含む旧道区間(1.68 km)が県道指定解除され、筑西市道に降格[15]。
路線状況
編集北関東自動車道桜川筑西インターチェンジ開設に伴う国道50号と接続されていた旧起点交差点が道路改良により、国道50号と接続されなくなった。これにより、国道50号から当路線で二宮方面へ向かうためには、国道50号と茨城県道148号東山田岩瀬線が交差する長方交差点からの進入となった[1]。 また茨城県では、筑西市小栗〜同市下高田の現道は人家が集中し幅員が狭く危険なことから、現道の北側に小栗バイパスの整備事業を進めている。
バイパス
編集- 小栗バイパス(筑西市小栗 - 同市下高田)
道路施設
編集地理
編集通過する自治体
編集茨城、栃木両県境を走る路線のため、筑西市付近では、真岡市と筑西市を交互に通過する。
- 茨城県桜川市 - 筑西市 - 栃木県真岡市 - 茨城県筑西市 - 栃木県真岡市
交差する道路
編集- 国道50号(桜川市中泉 長方交差点)
- 茨城県道45号つくば真岡線(筑西市小栗)
- 茨城県道207号高田筑西線(筑西市小栗・加草交差点)
- 栃木県道106号久下田停車場線(真岡市久下田 久下田下交差点)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “道路の区域の変更(平成26年2月27日 茨城県告示第192号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2567号: p. p. 11, (2014年2月27日)
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 13
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ “県道路線の認定(昭和47年3月1日 茨城県告示第195号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外: pp. pp. 1–3, (1972年3月1日)
- ^ “道路区域の決定・道路の供用開始(昭和47年3月1日 茨城県告示第197・198号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外: pp. 3–7, (1972年3月1日)
- ^ “県道路線の廃止(昭和47年3月1日 茨城県告示第199号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外: p. pp. 7–9, (1972年3月1日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. pp. 8–12, (1995年3月30日)
- ^ 道路の区域の変更(平成13年12月13日 茨城県告示第1341号) (PDF) ,茨城県報 第1322号(2001年(平成13年)12月13日)より
- ^ “道路の供用の開始(平成16年8月2日 茨城県告示第1127号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1590号: p. p. 7, (2004年8月2日)
- ^ “道路の供用の開始(平成17年3月14日 茨城県告示第312号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1653号: p. p. 8, (2005年3月14日)
- ^ “道路の供用の開始(平成21年2月5日 茨城県告示第130号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2051号: p. p. 14, (2009年2月5日)
- ^ “道路の供用の開始(平成25年3月28日 茨城県告示第297号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2473号: p. p. 14, (2013年3月28日)
- ^ “道路の供用の開始(平成25年7月29日 茨城県告示第890号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2508号: p. p. 8, (2013年7月29日)
- ^ a b “県道岩瀬二宮線バイパス「加草橋」が平成25年8月8日に供用開始しました。”. 土木部道路建設課庶務. 茨城県 (2015年2月12日). 2015年4月5日閲覧。
- ^ “道路の区域の変更(平成28年9月23日 茨城県告示第1217号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2830号: p. p. 18, (2016年9月23日)
- ^ “一般県道 岩瀬二宮線 バイパス整備事業”. 土木部筑西土木事務所. 茨城県 (2015年3月15日). 2015年4月8日閲覧。
- ^ “県道岩瀬二宮線バイパス「新加草橋の開通」と「旧加草橋の通行止め」のお知らせ”. 土木部筑西土木事務所. 茨城県 (2015年3月15日). 2015年4月8日閲覧。
参考文献
編集- 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート)茨城県 。
- 栃木県県土整備部道路保全課 『道路現況調書 平成19年4月1日現在』、2008年。