茜灯里
日本の作家、科学ジャーナリスト
茜 灯里(あかね あかり、1971年3月27日- )は、日本の作家、科学ジャーナリストである。本名は橘 由里香[1]。滋賀県大津市/東京都在住。
茜 灯里 (あかね あかり) | |
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誕生 |
1971年3月27日(53歳) 東京都調布市 |
職業 | 作家、科学ジャーナリスト |
言語 | 日本語 |
教育 | 博士(理学)(東京大学) |
最終学歴 | 東京大学大学院理学系研究科 |
活動期間 | 2021年- |
ジャンル | ミステリー |
主な受賞歴 | 第24回日本ミステリー文学大賞新人賞 |
デビュー作 | 『馬疫』 |
公式サイト | https://akaneakari.com/ |
1971年3月27日に東京都調布市で生まれた[2]。慶應義塾女子高等学校から慶應義塾大学に進学するも1年で中退。東京大学に進学し、理学部地球惑星物理学科を卒業した。
朝日新聞記者[3]の経験の後、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻(博士課程)を修了し、2005年に博士(理学)を得た[2]。学位論文の題目は『Isotopic study of noble gas and structure analysis on olivines from kimberlite(希ガス同位体分析と構造解析によるキンバーライト中のオリビンの研究)』[4]。東京大学教員(科学コミュニケーション学・助手[5])を務めた後、東京大学農学部獣医学課程に学士入学し、獣医師免許を取得した[5]。
これまでに、国際馬術連盟登録獣医師[3]、東京工業大学特別研究員[6]、東京大学大学院農学生命科学研究科付属牧場特任助教[7]、鹿児島大学共同獣医学部附属動物病院特任助教(2014年- )[8]、立命館大学総合科学技術研究機構・助教[1]を務めた。
2020年に第24回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し[2]、2021年2月にデビュー作『馬疫』(光文社)(受賞時の題名は『オリンピックに駿馬は狂騒う』)を出版した[1]。
出典
編集- ^ a b c 『総合科学技術研究機構 橘由里香助教が第24回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞』(プレスリリース)立命館大学、2021年3月1日 。2022年5月17日閲覧。
- ^ a b c “第24回日本ミステリー文学大賞新人賞選評”. 光文文化財団. 2022年5月17日閲覧。
- ^ a b “茜 灯里(あかね・あかり)”. プレジデントオンライン 著者一覧. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “学位論文要旨: No. 119946”. 東京大学. 2022年5月17日閲覧。
- ^ a b “「記者→東大教員→獣医師→作家』私が新人賞をとるまでの"20年の紆余曲折"”. PRESIDENT WOMAN Online (2021年11月26日). 2022年5月17日閲覧。
- ^ “教員ご紹介”. 早稲田大学大学院政治学研究科. 2022年5月17日閲覧。
- ^ 『2013年度大学院オリエンテーションシンポジウム「博士人材リーダー養成シンポジウムー大学院から未来のキャリアパスにつなげるためにー」を開催』(プレスリリース)立命館大学、2013年4月12日 。2022年5月17日閲覧。
- ^ “鹿児島大学農学部あらた同窓会会報” (2016年). 2022年5月17日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 茜灯里 (@AkaneAkari_tw) - X(旧Twitter)
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