茂泉 昭男(しげいずみ てるお、1927年2月10日[1] - 2022年7月11日[2])は、日本宗教学者東北学院大学名誉教授。

略歴

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新潟県出身[3]東北帝国大学文学部倫理学科卒業。1953年、東北学院大学助手[4]、1955年、同大学講師、1958年、同大学助教授[4]。62年論文「アウグスティヌスにおけるSYMBOLISM」で日本倫理学会和辻哲郎賞受賞。1965年、東北学院大学教授となり[4]、文学部基督教学科主任、大学図書館長を歴任[4]。1986年「初期キリスト教神学における倫理と形成-アウグスティヌス研究」で東北大学文学博士。1994年定年退職[4]、名誉教授。その後、嘱託教授を務めた[4]

著書

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  • 『アウグスティヌス倫理思想の研究』日本基督教団出版局 1971
  • 『アウグスティヌス研究 徳・人間・教育』教文館 1987
  • 『輝ける悪徳 アウグスティヌスの深層心理』教文館 1998
  • 『古代末期に生きた最初の現代人 アウグスティヌスに聴く』日本キリスト教団出版局 2011

共編著

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  • 『教会史』倉松功・小笠原政敏共著 日本基督教団出版局・アルパ新書 1974
  • 『西洋倫理思想史』小林一郎共編 朝日出版社 1993

翻訳

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  • R.M.グラント『聖書解釈の歴史』倉松功共訳 新教出版社 1966
  • F.V.フィルソン『聖書正典の研究 その歴史的・現代的理解』日本基督教団出版局 1969
  • E.プシュヴァーラ編『アウグスティヌス語録』上中下 日本基督教団出版局 1969・73・76
  • B.A.ゲリッシュ『恩寵と理性 ルター神学の研究』倉松功共訳 聖文舎 1974
  • 『アウグスティヌス著作集 第2巻 初期哲学論集 2』教文館 1979
  • 『アウグスティヌス著作集 第12巻 神の国 2』野町啓共訳 教文館 1982
  • 『アウグスティヌス著作集 第25巻 ヨハネによる福音書講解説教 3』岡野昌雄共訳 教文館 1993
  • 『アウグスティヌス著作集 第21-22巻 共観福音書説教』教文館 1996-2001
  • G.アウトカ『アガペー 愛についての倫理学的研究』佐々木勝彦・佐藤司郎共訳 教文館 1999
  • 『アウグスティヌス著作集 26 パウロの手紙・ヨハネの手紙説教』岡野昌雄・田内千里・上村直樹共訳 教文館 2009

脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『東北学院時報』第772号、3頁では2022年7月13日。『東北学院時報』第773号(2023年1月15日)3頁で7月11日に訂正。
  3. ^ 『キリスト教年鑑2015年版』キリスト新聞社、2015年、863頁。
  4. ^ a b c d e f 『東北学院時報』第772号、3頁。

参考文献

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  • 『東北学院時報』第772号、学校法人東北学院、2022年11月15日。