若人の夢
1928年の映画。小津安二郎監督
『若人の夢』(わこうどのゆめ)は、1928年(昭和3年)4月28日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎。モノクロ、スタンダード、サイレント、50分。
若人の夢 | |
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Dreams of Youth | |
監督 | 小津安二郎 |
脚本 | 小津安二郎 |
出演者 |
斎藤達雄 若葉信子 |
撮影 | 茂原英雄 |
製作会社 | 松竹蒲田撮影所 |
配給 | 松竹キネマ |
公開 | 1928年4月28日 |
上映時間 | 50分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
小津が自らのオリジナルシナリオで演出した、大学生活を描いた青春コメディ作品[1]。撮影の茂原英雄と初めてコンビを組み、その助手に後の小津作品でカメラを回す厚田雄春がついた。笠智衆の小津作品初出演作品でもある。初回興行は電気館。現在、脚本・ネガ原版・上映用プリントのいずれも現存していない。
あらすじ
編集岡田と加藤は下宿に住んでいる。加藤にきた洋服屋の請求書をめぐって一騒動になる。加藤は、それから逃れた後で岡田の服を金の代わりに渡してしまう。岡田の父が田舎から出てきたとき、彼は着るものがないので加藤の服を借りるが、丈が合わない。こうしたことを通じて二人それぞれに彼女とのロマンスが生まれる。