色麻町
宮城県加美郡の町
色麻町(しかまちょう)は、宮城県北西部加美郡に属する町。宮城県北西部に位置する農業の町で[1]、大崎地方に属する。
しかまちょう 色麻町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 宮城県 | ||||
郡 | 加美郡 | ||||
市町村コード | 04444-0 | ||||
法人番号 | 8000020044440 | ||||
面積 |
109.28km2 | ||||
総人口 |
6,136人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 56.1人/km2 | ||||
隣接自治体 |
仙台市、大崎市、黒川郡大和町、大衡村、加美郡加美町 山形県尾花沢市 | ||||
町の木 | サクラ | ||||
町のマスコット | 河童 | ||||
色麻町役場 | |||||
町長 | 早坂利悦 | ||||
所在地 |
〒981-4122 宮城県加美郡色麻町四竃字北谷地41番地 北緯38度32分56秒 東経140度51分00秒 / 北緯38.54892度 東経140.84989度座標: 北緯38度32分56秒 東経140度51分00秒 / 北緯38.54892度 東経140.84989度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
編集町の西側は奥羽山脈の山岳地帯であり、東側は大崎平野にかかる[1]。
- 山:船形山(標高1,500m)、前船形山(標高1,312m)、八森山(標高505m)、天ケ岡(標高413m)、愛宕山(標高66m)
- 河川:鳴瀬川、河童川、花川、深川、新深川、保野川、長谷川、埋川、焼切川
- 国道:国道457号線
なお、町内には隣接する大和町や大衡村とまたがって王城寺原演習場(4,651ha)がある[2]。1881年(明治14年)から旧陸軍が使用し、1945年(昭和20年)に米軍に接収された後、1958年(昭和33年)に返還された[2]。王城寺原演習場が町の南部に立地するため、特定防衛施設周辺整備調整交付金の交付対象となっている[3]。
歴史
編集- 霊亀元年(715年)5月 関東地方で大規模な大地震があり、相模・上総・常陸・上野・武蔵・下野の富民千戸(約二〜三万人)を陸奥国北部に移し黒川以北十郡(牡鹿、小田、新田、長岡、志太、玉造、富田、色麻、賀美、黒川)を設ける。これは、いわゆる柵戸であった。(『続日本紀』元明紀[4])
- 奈良時代の天平9年(737年) 『続日本紀』に色麻柵の記述がある[5]。
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制の施行により、色麻村が発足する。
- 1978年(昭和53年)4月1日 町制施行して、色麻町となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 中新田町、小野田町、色麻町及び宮崎町が合併して、加美市が発足する予定であったが、色麻町は直前に合併不参加の姿勢を見せ、その結果、中新田町、小野田町及び宮崎町が合併して、加美町が発足する。色麻町は存続する。
行政
編集経済
編集産業
編集農業が中心。米作が中心であるが、転作作物としてえごまが栽培されている。
郵便局
編集当町の集配業務は加美町の中新田郵便局が担当している。
- 色麻郵便局
- 王城寺原郵便局
- 陸前清水簡易郵便局
- 切付簡易郵便局
姉妹都市・提携都市
編集国内
編集地域
編集人口
編集色麻町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 色麻町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 色麻町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
色麻町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
編集高校
編集中学校
編集- 色麻町立色麻学園色麻中学校
小学校
編集- 色麻町立色麻学園色麻小学校
2014年4月に色麻町立色麻中学校(旧)と同色麻小学校(旧)、同清水小学校の3校が統合され公立の小中一貫校・色麻学園となった。
隣接している自治体・行政区
編集宮城県
交通
編集鉄道
編集現在、町内に鉄道路線は無い。最寄り駅は、JR東日本陸羽東線西古川駅。
廃止路線
編集かつては仙台鉄道の停車駅があった。
バス
編集道路
編集- 一般国道
- 都道府県道
- 町内を走る県道:宮城県道16号石巻鹿島台色麻線、宮城県道156号小野田三本木線
通信
編集2011年の東日本大震災では地震後7日間停電し、その後も断続的に停電が発生したためアナログの有線放送電話が活躍した[1]。しかし、色麻町有線放送農業協同組合が通信事業者として運営していた有線放送電話は2017年に破綻し、2018年4月に通話機能が廃止された[7]。
防災対策として町独自の災害情報配信システムを構築することになり、2012年(平成24年)7月26日に地方自治体として初めて地域WiMAXの免許が付与された[1]。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集「河童のふるさと」をキャッチフレーズとしており、町内には河童のモニュメントが設置されているほか、関連イベントが開かれている。また町のテーマソングは「カッパブギ色麻」である。
祭り
編集- おかっぱ様のお祭り
イベント
編集- かっぱのふるさと祭り
- 町民秋まつり
- シャクヤク祭り
著名な出身者
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d 地域 WiMAX 推進協議会シンポジウム 地域BWA推進協議会
- ^ a b 宮城県王城寺原補償工事事務所の事業概要 宮城県
- ^ 特定防衛施設周辺整備調整交付金による事業 - 色麻町役場
- ^ 『国史大系. 第2巻 続日本紀』 - 国立国会図書館デジタルコレクション、51コマ。
- ^ 『国史大系. 第2巻 続日本紀』 - 国立国会図書館デジタルコレクション、109コマ。
- ^ 「87歳現職、町議選で16選…在任55年9か月」 YOMIURI ONLINE 2016年01月24日 22時21分
- ^ [1]
参考文献
編集- 『続日本紀』
関連項目
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