興和創薬
日本のかつての会社
興和創薬株式会社(こうわそうやく)は、かつて存在した興和グループの医療用医薬品販売会社である。
- 初代:1947年(昭和22年)設立、その後日研化学株式会社として株式上場していたが興和の傘下になり、2019年(令和元年)4月1日に親会社の興和に吸収合併され解散。
- 2代:2019年(平成31年)1月11日設立、同年4月1日より当社の一部事業を承継したが、2020年(令和2年)4月1日に親会社の興和に吸収合併され解散
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町三丁目4番14号[1] |
設立 |
1947年(昭和22年)7月11日[1] (株式会社日本生物科学研究所) |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 4010001034884 |
事業内容 | 医療用医薬品及び医療消耗品の販売[1] |
代表者 | 代表取締役社長 三輪芳弘[2] |
資本金 | 35億円[1] |
発行済株式総数 | 49,000,000株[1] |
従業員数 | 1,369名(2015年4月1日現在)[1] |
主要株主 | 興和株式会社 100% [1] |
外部リンク | http://www.kowa-souyaku.co.jp/ |
特記事項:初代法人(2019年4月1日、興和株式会社に吸収合併され解散) |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦三丁目6番29号 |
設立 | 2019年(平成31年)1月11日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 6180001135210 |
事業内容 | 医療用医薬品、医療機器、医療消耗品の販売 |
代表者 | 代表取締役社長 三輪芳弘 |
資本金 | 5,000万円 |
発行済株式総数 | 1,000株 |
純利益 | ▲1399万5000円(2019年03月31日時点)[3] |
総資産 | 1億0043万7000円(2019年03月31日時点)[3] |
主要株主 | 興和株式会社 100% |
外部リンク | https://www.kowa-souyaku.co.jp/ |
特記事項:2代法人(2020年4月1日、興和株式会社に吸収合併され解散) |
概要
編集興和創薬の前身は医療用医薬品製造、販売メーカーの日研化学である。かつては明治製菓(医薬品部門。現・Meiji Seika ファルマ)、三菱化学と業務提携関係にあった。しかし、2003年に売上の15%を占めていた三菱ウェルファーマ(現・田辺三菱製薬)が製造、発売する気管支拡張薬「テオドール」の販売受託契約が2006年度で終了されることが決定したことで、業績に影響が及ぶことが必至であった。一方で医療用医薬品事業の販売体制拡大(MR増強)を目論んでいた興和がパートナーに名乗りを上げ、2006年に興和の連結子会社となり、同年10月に現社名へ変更した。
また、2015年4月1日には同じ興和グループの興和ジェネリック株式会社を合併し、権利義務全部を承継した[4]。
会社名が類似している興和新薬は、興和が製造した大衆薬(一般用医薬品)の販売元として事業を行っていた。
2019年4月1日、興和新薬と共に興和に吸収合併されて解散した。また、長期収載品およびオーソライズド・ジェネリック(AG)の販売は2019年1月11日に設立された興和創薬株式会社(2代)が承継した[5][6]。
沿革
編集- 1947年(昭和22年)7月11日 - 「株式会社日本生物科学研究所」として設立。
- 1956年(昭和31年) - 「日研化学株式会社」に商号を変更。
- 1962年(昭和37年) - 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 1983年(昭和58年) - 東京証券取引所市場第一部に指定替え。
- 2003年(平成15年) - 興和株式会社と資本・業務提携を締結。
- 2006年(平成18年)7月26日 - 上場廃止。
- 2006年(平成18年)8月1日 - 興和株式会社の完全子会社となる(現・連結子会社)。
- 2006年(平成18年)10月1日 - 「興和創薬株式会社」(初代)に商号を変更。
- 2007年(平成19年)7月1日 - 興和創薬株式会社の医薬品の製造販売業に係わる事業、製造業及び研究開発事業を興和株式会社に承継。
- 2015年(平成27年)4月1日 - 興和ジェネリック株式会社を合併。
- 2019年(平成31年)1月11日 - 「興和創薬株式会社」(2代)を設立。
- 2019年(平成31年)4月1日 - 興和創薬株式会社(初代)が興和に吸収合併され解散。長期収載品およびオーソライズド・ジェネリックの販売事業を興和創薬株式会社(2代)に承継。
- 2020年(令和2年)4月1日 - 興和創薬株式会社(2代)が興和に吸収合併され解散[7]。
事業所
編集- 初代法人
- 本社(東京都中央区)
- 支店(札幌、仙台、関東、東京第一、東京第二、横浜、名古屋、京都、大阪、広島、高松、福岡)
関連会社
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h “会社概要”. 興和創薬株式会社. 2015年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月14日閲覧。
- ^ “役員一覧”. 興和創薬株式会社. 2015年5月14日閲覧。
- ^ a b 興和創薬株式会社 第1期決算公告
- ^ “合併公告” (PDF). 興和創薬株式会社 (2015年1月23日). 2015年5月14日閲覧。
- ^ 『興和 医薬事業の組織再編について』(PDF)(プレスリリース)興和株式会社、2019年2月21日 。2019年4月9日閲覧。
- ^ “興和、医薬品事業を再編 特許切れ薬の販社設立”. 日本経済新聞. (2019年2月21日) 2019年4月9日閲覧。
- ^ 興和創薬株式会社の情報|国税庁法人番号公表サイト