臼井 儀兵衛(うすい ぎへえ、1848年1月25日(弘化4年12月20日[1])- 1904年明治37年)11月9日[1][2][注 1])は明治時代の政治家実業家銀行家貴族院多額納税者議員。幼名・嘉吉[1]

経歴

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相模国三浦郡西浦賀村(浦賀村、浦賀町を経て現横須賀市)で生まれ、同村の米穀商先代臼井儀兵衛の養子となる[1][3]。養父の死後、17歳で家督を相続した[1]。22歳の時、同村紺屋町に大黒屋を開業し食塩を商い、巨万の富を得た[1][3]1879年(明治12年)浦賀町会議員に当選[4]。ほか、浦賀船渠監査役、浦賀銀行頭取、神奈川県農工銀行設立委員などを歴任した[3]

1899年(明治32年)神奈川県多額納税者として貴族院議員に互選され、同年5月8日[5]から翌年の9月5日[6]まで在任した[4]

脚注

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注釈

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  1. ^ 『議会制度七十年史 第1』183頁では大正3年2月25日。

出典

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  1. ^ a b c d e f 『神奈川県史 別編1』120-121頁。
  2. ^ 浦賀船渠(株)『浦賀船渠六十年史』(1957.06)渋沢社史データベース。2019年11月27日閲覧
  3. ^ a b c 竹内ほか 1993, 298頁.
  4. ^ a b 衆議院、参議院 編 1960, 183頁.
  5. ^ 『官報』第4753号、明治32年5月9日。
  6. ^ 『官報』第5155号、明治33年9月6日。

参考文献

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  • 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3034963 
  • 神奈川県県民部県史編集室編『神奈川県史 別編1』人物 : 神奈川県歴史人名事典、神奈川県、1983年。
  • 竹内理三ほか 編纂『神奈川県姓氏家系大辞典』角川日本姓氏歴史人物大辞典14、角川書店、1993年。ISBN 4040021401