胡 渭(こ い、崇禎6年(1633年) - 康熙56年(1717年))は、中国代初期の儒学者。もとの名は渭生朏明、号は東樵湖州府徳清県の出身。

胡 渭
(こ い)
胡 渭(こ い)
人物情報
別名 :朏明
号:東樵
生誕 胡 渭生
崇禎6年(1633年
清国湖州府徳清県
死没 康熙56年(1717年
清国
学問
時代 清国初期
研究分野 儒学
主要な作品 『禹貢錐指』
『易図明辯』
主な受賞歴 賜・耆年篤学(1704年
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略歴

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12歳の時に父を失い母とともに乱を避けて山谷に身を潜める。15歳の時に県学生となり太学に入った。経義に通じ、最も輿地の学に精しく、閻若璩顧祖禹とともに『大清一統志中国語版』の編集に関わった。康熙43年(1704年)に清の康熙帝の南巡に際し、主著『禹貢錐指』を献上して嘉納され、「耆年篤学」の四大字扁額を賜った。

著作

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  • 『禹貢錐指』20巻 - 酈道元の『水経注』によって、代や代以来の水流の変遷を明らかにした。
  • 『易図明辯』10巻 - 河図洛書・先天後天図などが後世の作であることを証明し、代の儒学者の誤謬を正した。
  • 『洪範正論』5巻
  • 『大学翼真』7巻
  • 『儀礼鄭注句読』
  • 『繹史』

参考文献

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  • 『清史稿』巻187
  • 『国朝先正事略』巻131
  • 『国朝漢学師承記』巻1
  • 『清代樸学大師列伝』巻16
  • 『清史列伝』巻68
  • 『国朝耆献類徴』巻416
  • 『碑伝集』巻131
  • 『顔李師承記』巻3
  • 『清儒学案小識』巻12
  • 『文献徴存録』巻6
  • 『国朝詩人徴略初編』巻3