聖福寺 (八幡平市)
八幡平市にある寺院
聖福寺(しょうふくじ)は、岩手県八幡平市にある曹洞宗の寺院。山号は江峰山。
聖福寺 | |
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本堂(平成21年11月撮影) | |
所在地 | 岩手県八幡平市西根寺田第20地割27番地 |
位置 | 北緯39度58分58.8秒 東経141度6分24秒 / 北緯39.983000度 東経141.10667度座標: 北緯39度58分58.8秒 東経141度6分24秒 / 北緯39.983000度 東経141.10667度 |
山号 | 江峰山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 慶長元年(1596年) |
開基 | 寺田城主北氏 |
正式名 | 江峰山 聖福寺 |
札所等 | 奥州観音霊場の第31番札所。 |
文化財 |
木造地蔵菩薩立像(岩手県指定文化財) 木造釈迦如来像(八幡平市指定文化財) 七面観世音(八幡平市指定文化財) 白坂の大鏡(八幡平市指定文化財) 白坂の棟札 |
法人番号 | 7400005002647 |
歴史
編集開山は盛岡永泉寺二世尽室長呑禅師、開基は寺田城主北氏で慶長元年(1596年)といわれる。
白坂観音堂
編集境内に奥州三十三箇所第三十一番所札所白坂観音堂がある[1]。もと鹿角街道沿い七時雨山麓にあったが、大正8年(1919年)観音堂別当南嶽院の還俗によって聖福寺に移されたものである[1]。この堂は、神亀5年(728年)に聖武天皇の勅願により行基が創建したと伝えられ、桂清水(天台寺)、御堂観音(正覚院)とともに、三観音あるいは兄弟観音と呼ばれている。
文化財
編集- 木造地蔵菩薩立像 - 南部藩家老楢山佐渡の守り本尊であったと伝えられており、作風は平安時代末期の様相を残している。無襞で袈裟が墨書されているのが特徴である。
- 寺田城跡 - 寺院裏山に所在。天文年間(1538年 - 1554年)三戸南部二十三代安信の弟石川高信による築城とされる。天正10年(1582年)、北家が450石を南部氏から賜り、初代愛一(ちかかず)が治め、鹿角の防御にあたった。しかし明暦元年(1655年)4代岩松が幼童にして死去すると、継子の無い北氏は禄を没収される。このとき、家臣佐々木六助が聖福寺に4石分を残し、永代供養を申しつけ殉死する。主従の墓石が城の北側墓地に残っている。標高314m、比高35m、東西140m、南北200m。東側は河川による自然の水濠になっており、北から西南にかけてはいまなお二重の空堀跡が残っている。
交通アクセス
編集近隣情報
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脚注
編集- ^ a b “みどころピックアップ”. 八幡平市観光協会. 2020年1月31日閲覧。