平鍛造
(羽咋丸善から転送)
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平鍛造(たいらたんぞう)株式会社は、石川県羽咋市に本社を置く企業。親会社はNTN株式会社と伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社[3]。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒925-0615 石川県羽咋市千代町い80 |
設立 | 1968年10月 |
業種 | 金属製品 |
法人番号 | 7220001016108 |
事業内容 | 大型鍛造リング製造、販売 |
代表者 | 代表取締役社長 福原千明 |
資本金 | 3千万円[1] |
売上高 |
135億円 (2008年5月期) |
純利益 |
3億800万円 (2024年3月期)[2] |
総資産 |
90億6,000万円 (2024年3月期)[2] |
従業員数 | 81名 |
決算期 | 3月 |
主要株主 |
NTN(株):59% 伊藤忠丸紅住商テクノスチール(株):41% |
外部リンク | http://tairatanzo.co.jp/index.html |
特記事項:2020年5月31日まで「羽咋丸善株式会社」という社名であった[3] |
概要
編集1968年に平昭七(1932-2017年)が設立した平鍛造株式会社は、後年に設立した金田建設株式会社、有限会社平物産と2007年6月1日に合併し、羽咋丸善株式会社(旧丸善石油《現在のコスモ石油》元売系のガソリンスタンド)となった。旧平鍛造の部門は羽咋丸善株式会社鍛造部と呼ばれていた。ガソリンスタンド部門は2007年11月1日に閉鎖している。
平鍛造は鍛造ベアリング製品を1968年にはじめ、現在では大小軸受リングおよび一般リングを中心に超大型アルミの板フランジ、異型ステンレスのリングをローリング鍛造で生産している。主要顧客は、大手ベアリングメーカーをはじめ、主要建機、工作機械、プレス機械、重電機メーカー等である。
2000年代以降、創業家の後継問題が課題となり、2010年代後半にはM&Aによる事業継承が進められることとなった[4]。 2018年にNTN株式会社及び伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社が資本参加し、創業家及び両社による合弁会社としていたが、2021年に創業家の保有する株式をNTN株式会社が全数取得したことにより、NTN株式会社及び伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社の2社による合弁会社となった。2020年に社名を創業時と同じ平鍛造株式会社に戻し、現在、石川県羽咋市に本社工場と堀替工場、石川県羽咋郡志賀町に志賀機械工場を有している。
沿革
編集脚注
編集- ^ a b NTN・伊藤忠丸紅住商テクノスチールなど、羽咋丸善の事業運営を3者合弁で行うことで合意(2018年12月28日、日本経済新聞)2020年6月13日閲覧
- ^ a b 平鍛造株式会社 第52期決算公告
- ^ a b c 『羽咋丸善から社名変更 「平鍛造」復活』(2020年6月12日付北國新聞朝刊5面)2020年6月13日閲覧
- ^ “「お前の株式は偽物だ」怒って裁判する父、目も合わせてくれない銀行 大ピンチの工場を、娘はどうやって承継したのか”. 賢者の選択 サクセッション (2024年12月20日). 2024年12月19日閲覧。
- ^ 羽咋丸善株式会社の株式取得についてNTN 2018年10月1日
- ^ NTN、石川の鍛造メーカーを買収 約100億円(2018年10月1日、日本経済新聞)2020年6月13日閲覧
外部リンク
編集- 平鍛造株式会社 - 公式ホームページ