羊ケ丘
札幌市豊平区にある地区
羊ケ丘(ひつじがおか)は、北海道札幌市豊平区にある地区。札幌市街や札幌ドーム、石狩平野などを見渡すことのできるさっぽろ羊ヶ丘展望台があることで知られている。
羊ケ丘 | |
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北緯43度0分14.7秒 東経141度24分22.74秒 / 北緯43.004083度 東経141.4063167度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 札幌市 |
行政区 | 豊平区 |
人口 | |
• 合計 | 43人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
062-0045 |
市外局番 | 011[2] |
ナンバープレート | 札幌 |
概要
編集この地域はもとは「焼山(現在の西岡)」の一部であった。「羊ケ丘」という地名は1906年に農商務省月寒種牛牧場が創設、のち1919年に月寒種羊場が設置され通称「種羊場」と呼ばれるようになったことに由来し、1944年に地名変更で今の地名に改称されて現在に至っている[3][4]。
札幌市が定める地名表記は「羊ヶ丘」ではなく「羊ケ丘」である。しかし、さっぽろ羊ヶ丘展望台や羊ヶ丘通郵便局など「ヶ」表記が広く使われている。
この地域はさっぽろ羊ヶ丘展望台や札幌ドームを除けば大半が国の研究機関等で占めており、関係者以外の立ち入りが厳しく制限されている。そのため、この地域においては宅地化の影響を受けず現在でも昔ながらの風景が色濃く残っている。
施設と所在地
編集下記の通り「羊ケ丘1番地」内にはさっぽろ羊ヶ丘展望台、札幌ドーム、その他研究機関等が同一の所在地にあるというのが注目できる。
- 羊ケ丘1番地
- 札幌ドーム[5]
- 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター[6]
- さっぽろ羊ヶ丘展望台[7]
- 農林水産省 横浜植物防疫所 札幌支所[8]
- 札幌市消防局 豊平消防署東月寒出張所[9]
- 羊ケ丘3番地
- 北海道石狩家畜保健衛生所[10]
- 羊ケ丘4番地
- 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 北海道研究拠点[11]
- 羊ケ丘7番地
道路・河川・山など
編集- 羊ケ丘通(札幌市道9903号羊ケ丘線) - 北海道農業研究センターを横断する道路である
- ラウネナイ川 - 北海道農業研究センター内を流れる川である
- うらうちない川 - 札幌ドームのそばを流れる川である
- 焼山 - 羊ヶ丘地区と西岡地区の中間にある標高262mの山である
その他
編集脚注
編集- ^ 札幌市 (2017年3月15日). “人口統計”. 札幌市. 2017年3月20日閲覧。
- ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. p. 1. 2016年5月4日閲覧。
- ^ 札幌市豊平区発行「区政施行30周年記念 豊平区の歴史」(2002年4月)
- ^ “地名で見る豊平区”. 札幌市豊平区. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “アクセス・駐車場 札幌市内位置図”. 札幌ドーム. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “北海道農業研究センター アクセス”. 農業・食品産業技術総合研究機構. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “アクセス”. 羊ヶ丘展望台. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “所在地一覧(アクセス・地図) 横浜植物防疫所”. 農林水産省植物防疫所. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “東月寒出張所”. 札幌市消防局. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “北海道石狩家畜保健衛生所”. 北海道石狩家畜保健衛生所. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “動物衛生研究部門 北海道研究拠点”. 農業・食品産業技術総合研究機構. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “森林総合研究所 北海道支所”. 森林研究・整備機構. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “特別レース名解説 2回 札幌競馬”. 日本中央競馬会. 2020年1月5日閲覧。
- ^ a b “コースガイド 札幌国際スキーマラソン大会”. さっぽろ健康スポーツ財団. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “広報さっぽろ2010年2月号 豊平区版”. 札幌市. 2020年1月5日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集所在施設に関するリンク