置物
日本の床の間や仏壇に置かれる装飾品
置物(おきもの、英語: Okimono)とは、「展示用の装飾」ないしは「装飾された物」を意味する日本語の語句である。床の間や仏壇に置かれることが多い[1]。
語源
編集日本語の「置物」は、「ある位置にとどめておく」を意味する「置」の字と、「形のある対象」を意味する「物」の字とからできた熟語である。『オックスフォード英語辞典』は、日本語からの借用語としての「置物」を、「立った装飾や人形。特に、家の客間に置かれるものをいう」のように解説しており、最初の用例として、1886年のウィリアム・アンダーソンによるものを挙げている[2]。
脚注
編集- ^ Kenkyusha's New Japanese-English Dictionary, Kenkyusha Limited, ISBN 4-7674-2015-6
- ^ Oxford English Dictionary (2009), CD-ROM edition (v. 4.0).