緒方 敏也(おがた としや、1922年10月14日[3][6][1][2][5] - )は、日本の男性俳優声優東京府生まれ[4][2]。旧芸名:緒方 俊也、泉 敏也[5]。都会的なインテリ役を得意としていた[4]。1962年の時点で出演作品は5000本以上とされる[6]

おがた としや
緒方 敏也
本名 緒方 緒雄[1][2]
(おがた つぎお)[3][注釈 1]
別名義 泉 敏也(いずみ としや)[5]
緒方 俊也
生年月日 (1922-10-14) 1922年10月14日(102歳)
出身地 日本の旗 日本東京府[4][2]
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人物

早稲田大学文学部国文科卒業[6]観世流を6年間学んだ経験がある[4]

劇団蒟蒻座を経て[4]、大学卒業後に劇団テアトル・パンセの設立に参加し舞台俳優として活動[6][1][2]。1951年、NHK放送劇団に4期生として入るが[4][2]、同年、ラジオ東京設立時にラジオ東京放送劇団に移り、1期生として入社[6][2]フリーランス期間を経て[7][8]、1961年に太平洋テレビジョンに所属[6]。1963年の時点では東京俳優生活協同組合と泉プロに所属し[9]、同年中にフリーランスとなる[6]。その後は東京アーチストプロ(TAP)[10][11]、楡プロダクションに所属していた[12]

出演作品

テレビアニメ

1963年
1964年
1965年
1968年
1969年
1977年
1981年

吹き替え

映画

海外ドラマ

テレビドラマ

  • わが輩ははなばな氏(1956年、KR)
  • 新版舌切雀(1957年、KR)
  • 部長刑事(1958年、OTV) - 有馬捜査一課長
  • 櫓太鼓(1958年、KR)
  • 事件記者(NHK)
    • 第46話「大交番」(1960年)
    • 第180話「追跡」(1964年)
    • 第252話「手錠」(1965年)
  • 若獅子大名(1960年、CX)
  • 幸せは一夜おくれてくる(1960年、NET)
  • 人生劇場(1960年、NET)
  • たった二人の工場(1960年、KR)
  • 口なし煙突(1961年、CX)
  • ダイヤル110番(NTV)
    • 第185回「渦線を追って」(1961年)
    • 第235回「四層の塗膜」(1962年)
    • 第300回「足跡」(1963年)
  • 桜花悲願ならず(1961年、NHK)
  • 特別機動捜査隊(NET)
    • 第54回「偽医者」(1962年)
    • 第78回「バクロ」(1963年)
    • 第104回「爆音地帯」(1963年)
    • 第129回「非行少年」(1964年)
    • 第232回「大噴煙」(1966年)
    • 第427回「日本人」(1970年)
    • 第467回「花火と女」(1970年)
  • わたしを深く埋めて(1962年、NET)
  • 青年弁護士 第12回(1963年、NTV)
  • 月曜日の男 第79回(1963年、TBS)
  • 青年弁護士 第12話「小さな遺産」(1963年)
  • 雲に向って起つ 第4回(1963年、NET)
  • 通り過ぎる(1963年、NHK)
  • 赤穂浪士(1964年、NHK) - 絵草紙屋
  • 隠密剣士 第8部「忍法まぼろし衆」第8話「忍び名は影陽」(1964年、TBS)
  • 特命諜報207(1964年、NET)
  • 徳川家康(1964年、NET)
  • 季節はずれ(1964年、NHK)
  • 乗っていたのは二十七人 第18話「犯された巨塔」(1965年)
  • 東京警備指令 ザ・ガードマン 第16話(1965年)
  • PTA奥様は黒がお好き(1965年、NET)
  • おかあさん 第315回(1965年、TBS)
  • 炎の青春 第5話(1969年、NTV)
  • 女殺し屋 花笠お竜 第5話(1969年、TX)
  • 時間ですよ 第1回(1970年、TBS)
  • 妹(1970年、TBS)

ラジオドラマ

  • ある晴れた日に(1952年、KR) - 不二彦[15]

ラジオ番組

  • ロマンス・ゲーム(1952年、KR) - 前口上[16]

脚注

注釈

  1. ^ 現代日本新人物事典では本名は芸名と同じと記載されている[4]

出典

  1. ^ a b c 「新桜オールスタァ名鑑」『芸能画報』3月号、サン出版社、1958年。 
  2. ^ a b c d e f g 『産経日本紳士年鑑』産経新聞年鑑局、1958年、297頁。 
  3. ^ a b 掛尾良夫 編『声優事典』(第2版)キネマ旬報社、69頁。ISBN 4-87376-160-3 
  4. ^ a b c d e f g 「ラジオ声優・アナ」『現代日本新人物事典 : 大臣からファッション・モデルまで 1956年度版』近代社、1955年、462頁。 
  5. ^ a b c 『タレント名鑑NO2』芸能春秋社、1963年、12頁。 
  6. ^ a b c d e f g 『タレント名鑑NO1改訂版』芸能春秋社、1963年、20,172頁。 
  7. ^ 『キネマ旬報年鑑 昭和35年版』キネマ旬報社、1960年、423頁。 
  8. ^ 『キネマ旬報年鑑 昭和36・37年版』キネマ旬報社、1961年、341頁。 
  9. ^ 『出演者名簿』《昭和38年版》著作権資料協会、1963年、95頁。 
  10. ^ 『出演者名簿』《昭和47年版》著作権資料協会、1968年、86頁。 
  11. ^ 『出演者名簿』《昭和44年版》著作権資料協会、1971年、86頁。 
  12. ^ 『出演者名簿』《1980年版》著作権資料協会、1979年、84頁。 
  13. ^ あかねちゃん”. 東映アニメーション. 2016年6月16日閲覧。
  14. ^ 時事通信社 編「記録編」『映画年鑑』《1959年版》時事通信社、1958年、440頁。 
  15. ^ 伊馬春部「ある晴れた日に」『天の川』宝文館、1955年、135頁。 
  16. ^ 「富士面白手帳」『富士』1月号、世界社、1953年、110頁。 

外部リンク