緋采俊樹
緋采 俊樹(ひさい としき、Toshiki Hisai、9月22日 - )は、日本の漫画家。東京都府中市在住。米原秀幸のアシスタント出身(弟子)で、人情味のあるストーリーとテンポの良いギャグが持ち味。主に『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)誌上で作品を発表している。代表作は『ゲッチューまごころ便』。
緋采 俊樹 | |
---|---|
生誕 |
????年9月22日 日本 |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1996年 - |
ジャンル | 少年漫画 |
代表作 | 『ゲッチューまごころ便』 |
受賞 |
第44回週刊少年チャンピオン新人まんが賞奨励賞(1995年上期) 第46回週刊少年チャンピオン新人まんが賞佳作(1996年上期) |
ペンネームから男性と思われがちだが、実は女性である[1]。
概要・人物
編集「週刊少年チャンピオン新人まんが賞」の第44回(1995年上期)・奨励賞、第46回(1996年上期)・佳作を獲得し、1996年に『ゲッチュー!お届けマン』で漫画家としてデビューした。1998年からの初連載作品『ゲッチューまごころ便』が長期連載となり、代表作にもなった。
2003年の『ひもろぎ守護神』連載終了から2010年の『MOB 〜私立宝蔵学園萌え部〜』連載開始までの約7年間、漫画を連載しておらず、公式ホームページについては更新が無いまま閉鎖されてしまっていた。
『週刊少年チャンピオン』の創刊40周年記念企画で、数々の過去の名作が読み切り作品で掲載されている中で、『ゲッチューまごころ便』も2009年36・37合併号に掲載され、実に6年ぶりの新作発表となった。このときの作者のコメントで「絵自体久しぶりに描いた」と発言していることから、正式なアナウンスは無いものの、漫画家としての一線からは遠のいていたことがうかがえた[2]。なお、この新作はオールデジタルで描かれ[3]、この掲載時に「また会えるように」と前向きなコメントを残した。
コメント等から師匠と同じように、弟子(アシスタント)想いな人物である一面が窺える[4]。スタジオ・ライス(米原秀幸)のアシスタントの頃は「ピチプン」の愛称だった。
作品リスト
編集漫画
編集※各個別についての詳細はそれぞれの項目を参照のこと。すべて『週刊少年チャンピオン』掲載。
連載作品
編集- ゲッチューまごころ便(1998年36号 - 2001年49号、全17巻)
- ひもろぎ守護神(2002年34号 - 2003年36+37号、全5巻)
- MOB 〜私立宝蔵学園萌え部〜(2010年31号 - 40号、全1巻)
読み切り作品
編集- ゲッチュー!お届けマン(1996年45号掲載) ※『ゲッチューまごころ便』第17巻に収録。
- ゲッチューまごころ便 (2009年36+37号掲載) ※『週刊少年チャンピオン40th 創刊40周年記念特別編集』(2010年2月8日発売、ISBN 978-4-253-10200-1)及び、『MOB 〜私立宝蔵学園萌え部〜』単行本に収録。
※単行本は『MOB 〜私立宝蔵学園萌え部〜』を除き、2011年現在すべて絶版になっている。
師匠
編集- 米原秀幸 - 『ゲッチューまごころ便』の第1巻刊行を祝福し、主人公・紅男のイラスト(米原バージョン)とコメントを寄せている。また本人もHPやコミックスなど随所で尊敬の意を表しており、良い師弟関係にある。