絶縁抵抗計
絶縁抵抗計(ぜつえんていこうけい、英語:ohmmeter)は電力回路の絶縁抵抗測定試験に使われる保守点検用電気計測器であり、メガー(現en:Megger Group Limited社の商標に由来)、電気抵抗計とも呼ばれる。
概要
編集古くは手回し発電機を内蔵するものがあったが、現在では電池で動作する電池式が一般的である。アナログのものとデジタルのものがある。
回路の対地間や線間の絶縁が保たれているかどうかを、25V-2000Vの直流電圧による電流で測定する。また、回路に接続された機器の耐圧に応じた電圧で測定しないと機器の破損の原因となる[1]。
回路の絶縁が悪い場合は漏電による火災や感電の原因となる。測定のための停電が許されない場合は、漏れ電流計による測定を行う。
絶縁抵抗の測定手順
編集脚注
編集- ^ “絶縁抵抗測定とは(JISC 1302:2002 絶縁抵抗解説)”. 三和電気計器. 2008年11月16日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- Megger
- 絶縁測定について(ECCJ)
- “絶縁抵抗測定とは(JIS C 1302:2002 絶縁抵抗解説)”. 三和電気計器. 2008年11月16日閲覧。