統天暦(とうてんれき)は、中国暦の一つで、南宋楊忠輔中国語版によって編纂された太陰太陽暦暦法慶元5年(1199年)に施行された[1]

1太陽年を365.2425日とし、1朔望月を29.530594日とし、グレゴリウス暦と同じ1太陽年の値を出した。

また三統暦以来の上元積年法が用いられなかった。

脚注

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  1. ^ 宋史』卷八十二 志第35 律曆十五「(慶元)五年,監察御史張岩論馮履唱為詖辭,罷去。詔通曆算者所在具名來上。及忠輔曆成,宰臣京鏜上進,賜名《統天》」s:zh:宋史/卷082