細田重雄
細田 重雄（ほそだ しげお、1938年（昭和13年）2月11日[1] - ）は、日本の政治家、元島根県議会議員(14期)。
来歴
編集島根県松江市出身[1]。1963年、慶應義塾大学法学部卒[1]。衆議院議員細田吉蔵の秘書、自由民主党島根県支部連合会青年部長[2]、会社役員[3]などを経て、1967年、島根県議会議員選挙に初当選し、以来6期務める[1][2]。1981年に副議長、1987年に議長に就任する[4]。
1989年の参議院選挙に自民党公認で島根県から立候補したが、現職の成相善十も無所属で立候補したため、保守は分裂となり、この年の参院選はリクルート事件や消費税導入など、自民党にはかつてない逆風が吹き荒れ、落選した[5]。
1991年に県議に復帰[1][6]。2019年まで8期連続当選する。2022年1月、自民党島根県支部連合会会長[7]。同年10月、翌年の県議選には不出馬を表明した[7]。当選14回は全国最多[7]。2023年に県議を引退した。
2024年6月10日、7月に行われる自民党島根県連大会を最後に会長職を退く意向を示した。4月の衆院島根1区の補欠選挙で党公認の候補が野党候補に敗れたことが念頭にあった[9]。7月の県連大会で会長を退任した。
このほか、松江商工会議所議員、松江青年会議所理事、島根県サッカー協会副会長[3]、島根陸上競技協会会長[10]などを歴任した。
その他
編集細田吉蔵の息子の細田博之の選挙対策責任者を長年務めてきた。また、世界平和統一家庭連合の関連団体「島根県平和大使協議会」の議長、天宙平和連合が主催する自転車イベント「ピースロード」の地方大会の実行委員長、「アジアと日本の平和と安全を守る全国フォーラム」の島根支部の会長などを務めた[11][12][13]。
脚注
編集- ^ a b c d e 『島根県人物・人材情報リスト 2021』74頁。
- ^ a b 『産経日本紳士年鑑 第21版 下』は行348頁。
- ^ a b 『島根新聞』1971年4月4日5面、「県議選 候補者の横顔」＜上＞。
- ^ 島根県議会歴代議長・副議長名簿
- ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』500頁。
- ^ 政治情報ライブラリ 島根県議会議員選挙結果：松江選挙区
- ^ a b c 初当選は55年前、14選の県議が引退へ 「若い人に譲りたい」2022年10月13日 朝日新聞デジタル2023年5月29日閲覧。
- ^ 「秋の叙勲」 島根県内からは34人が受章|NHK島根県のニュース 11月03日2023年12月7日閲覧。
- ^ “細田県連会長、退任へ 自民島根 衆院補選敗北でけじめ”. 山陰中央新報. (2024年6月11日) 2024年6月18日閲覧。
- ^ 島根陸上競技協会‐島根陸協の紹介
- ^ “細田博之議長の選対本部長は「統一教会」有力団体の議長だった”. 文春オンライン (2022年8月3日). 2023年5月30日閲覧。
- ^ “地方実行委員会（2019）”. PEACE ROAD. 2020年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月30日閲覧。
- ^ “『まつえ市議会だより』2012年9月号 7ページ”. 松江市議会. 2023年5月30日閲覧。
参考文献
編集外部リンク
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