ひつじねいり
日本のお笑いコンビ
(細田祥平から転送)
ひつじねいり | |
---|---|
メンバー |
細田祥平 松村祥維 |
結成年 | 2019年 |
事務所 | マセキ芸能社 |
活動時期 | 2019年2月 - |
出身 | ワタナベコメディスクール17期(細田) |
旧コンビ名 |
細田 安全ナイフ ロメロ バーニーズ 松村 ウェンディ いい塩梅 |
現在の活動状況 | ライブなど |
芸種 | 漫才 |
ネタ作成者 | 細田祥平[1] |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2023年 第4回ツギクル芸人グランプリ 準優勝 2023年 第28回決戦!お笑い有楽城 優勝 |
メンバー
編集- 細田 祥平(ほそだ しょうへい、1991年11月30日[2] - )(32歳)
- ボケ・ネタ作り担当[1]。埼玉県さいたま市出身。埼玉県立浦和高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業[2]。ワタナベコメディスクール17期生[3]。身長178 cm、体重63 kg、血液型はA型。趣味はキャッチボール、5 kmランニング、ブログを書くこと、特技は本塁打を打つこと[2]。独身。
- 慶應大学お笑い道場O-Keis出身[4]。学生時代のコンビは、「安全ナイフ」(相方は高木貫太(現ストレッチーズ))、「ロメロ」など。安全ナイフでは2011年に大学生M-1、2012年には「第2回わらいを愛する学生芸人No.1決定戦」で優勝、その後解散[5]。大学卒業後はロメロとしてマセキ芸能社に入りデビューしたが[6]、2015年9月に解散。その後に「バーニーズ」(相方はまぐろ(現モシモシ))を組んだが、2018年11月に解散[7]。
- 2018年1月に「細田官房長官」に改名。高野正成(きしたかの)と一緒に改名しようという話になり、年末のマネージャーとの面談の際に細田が「細田官房長官」、高野が「高野角栄」への改名を申し入れたが、細田官房長官だけ審査が通ってしまい1人で改名することになった[8]。バーニーズ解散をきっかけに本名に戻した。
- 松村 祥維(まつむら よしつな、1988年7月2日 - )(36歳)
- ツッコミ担当。大阪府東大阪市出身、立命館大学中退。身長171 cm、体重80 kg、血液型はO型。趣味は球技全般、家事、麻雀、呑み歩きで、特技のソフトテニスでは、学生時代に大阪府の選抜候補になっている[2]。既婚。
- かつては「ウェンディ」というコンビで、フリーで活動(2013年12月結成)[9]。2017年5月に「いい塩梅」を結成。当時はSMA HEET Projectに所属。いい塩梅として出場したM-1グランプリ2017・2018にて2年連続で準々決勝まで進出した経験あり[10]。2019年2月1日に解散[11]。
来歴・概説
編集松村は出身が大阪であることもあり、面白い人間が一番になれるという環境で育ったため、お笑い芸人は天職だと思っていたが、それを仕事にする勇気がなかった。一方細田はM-1グランプリでお笑いに目覚め、大学でサークルに入る。真空ジェシカやストレッチーズがプロ入りを決める中、自然とプロを目指していたという[1]。
各々が別のコンビを組んでいたが、以前よりライブで一緒になることがあったため、ふたりは知り合いであった。新しくコンビを組むことを提案した細田の「M-1で決勝に行きたい」という思いの強さに心を打たれた松村がそれに応じた[1][12]。お互いに元のコンビを解散しておよそ4日後にコンビを結成[1]。マセキ芸能社のオーディションライブ「オリーブゴールド」を経て[13]、2019年中にはマセキ所属を決める。
M-1グランプリ2019では3回戦、2020では準々決勝まで進出した[14]。2020年に、K-PROとaudiobook.jpが主催した「お笑いスター発掘ラジオバトル」で優勝。特典としてK-PROでの主催ライブ開催、audiobook.jpでの冠番組獲得の権利を得た[15]。その後、実際に冠番組「ひつじねいりの荒走り教習所」をスタートさせている[16]。
コンビ名は、二人とも名前に「祥」の字が入っており、「祥」の字の中に「羊」と「礻」(しめすへん(ねへん))が「入って」いるという意味から「ひつじねいり」とした[1]。
芸風
編集細田が「繊細な関東人」、松村が「大雑把な関西人」という正反対のキャラクターによる口喧嘩スタイルのしゃべくり漫才[17]。
賞レースの戦績
編集M-1グランプリ
編集年度 | 結果 | 会場 | エントリー No. |
備考 |
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2019年(第15回) | 3回戦進出[14] | ルミネtheよしもと | 246 | |
2020年(第16回) | 準々決勝進出[14] | NEW PIER HALL | 295 | |
2021年(第17回) | 3回戦進出[14] | よしもと有楽町シアター | 645 | |
2022年(第18回) | 準々決勝進出[14] | ルミネtheよしもと | 1354 | |
2023年(第19回) | 準々決勝進出[14] | ルミネtheよしもと | 2243 |
その他
編集- 2023年 ツギクル芸人グランプリ2023 準優勝[18]
- 2023年 第28回決戦!お笑い有楽城 優勝[19]
- 2023年おもしろ荘決勝進出
- 2024年 ツギクル芸人グランプリ2024 決勝進出[20]
出演
編集テレビ
編集- あらぶんちょ!(東京ケーブルネットワーク(文京区民チャンネル/マイチャンネルあらかわ/千代田区インフォメーションチャンネル))- 2019年12月30日
- キャラダチミュージアム〜MoCA〜(フジテレビ)- 2021年7月18日「ゲイニン インスタレーション」コーナー
- オンエア決めろ!ー笑武ー(BSJapanext)- 2022年4月12日
- おもしろ荘 (日本テレビ) - 2023年1月1日[21]
- ラヴィット!(TBSテレビ)- 2023年1月30日
- モクバラナイトお笑いエスポワール号(2023年6月22日、29日、TBSテレビ)
- 研修テレビ!!(2023年10月13日 - 、テレビ朝日)[22][23]
ラジオ
編集- ひつじねいりの荒走り教習所(ポッドキャスト) - 毎週木曜日21時配信
- God Bless Saturday(FMヨコハマ) - 2019年12月28日
- K-PRO児島のお笑い大図鑑(山形放送、山梨放送、四国放送、西日本放送、山口放送) - 第3回ゲスト
- マイナビ Laughter Night(TBSラジオ)
映画
編集- まーごめ180キロ(2023年5月19日劇場公開)[24] - 細田のみ
ライブ
編集出典
編集- ^ a b c d e f “対極にいるからこそ、補い合える存在【ひつじねいり インタビュー(前編)】”. WLUCK PARK -ワラックパーク-|ワラパー|芸人が集まるWEBメディア. 2022年4月7日閲覧。
- ^ a b c d “ひつじねいり”. マセキ芸能社 MASEKI GEINOSHA Official Site. 2022年4月6日閲覧。
- ^ “ロメロ”. わらいのゼミナール. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “《MITASAI REPORT-2021》お笑い道場O-keis 学生芸人が届ける笑い”. Jukushin.com. 2022年4月6日閲覧。
- ^ “「わらいを愛する学生芸人No.1決定戦」サンストレンジ優勝”. お笑いナタリー. 2022年4月7日閲覧。
- ^ “さすらいラビー×ママタルト大学お笑い対談<前編>『M-1グランプリ』がなかった2010年代前半、大きかった「わらゼミ」の存在”. QJWeb クイック・ジャパン ウェブ. 2022年4月7日閲覧。
- ^ “【バーニーズ解散、今後の活動のお知らせ】”. マセキ芸能社 MASEKI GEINOSHA Official Site (2018年11月27日). 2018年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月7日閲覧。
- ^ romehoso. “細田官房長官になりました | バーニーズ細田 「蕎麦湯5L」”. バーニーズ細田 「蕎麦湯5L」. 2018年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月30日閲覧。
- ^ “ウェンディ|コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年4月7日閲覧。
- ^ “いい塩梅 コンビ情報詳細|M-1グランプリ 公式サイト”. コンビ情報詳細|M-1グランプリ 公式サイト. 2020年6月5日閲覧。
- ^ “いい塩梅が解散 - お笑いナタリー”. 2022年4月7日閲覧。
- ^ “「決勝に行って売れる!」ここがブレないから、紆余曲折あっても大丈夫【ひつじねいり インタビュー(後編)】”. WLUCK PARK -ワラックパーク-|ワラパー|芸人が集まるWEBメディア. 2022年4月7日閲覧。
- ^ @hsd_1130 (2019年5月2日). "ひつじねいり 細田 twitter". X(旧Twitter)より2022年4月6日閲覧。
- ^ a b c d e f “ひつじねいり コンビ情報詳細|M-1グランプリ 公式サイト”. コンビ情報詳細|M-1グランプリ 公式サイト. 2020年6月5日閲覧。
- ^ “ひつじねいり「お笑いスター発掘ラジオバトル」優勝で冠番組ゲット、まだ話すことだらけ”. お笑いナタリー. 2022年4月7日閲覧。
- ^ @audiobook_jp (2020年8月13日). "「ひつじねいりの荒走り教習所」本日より配信開始しました". X(旧Twitter)より2022年4月6日閲覧。
- ^ “対極にいるからこそ、補い合える存在【ひつじねいり インタビュー(前編)】 | ワラパー | 芸人が集まるWEBメディア” (2020年12月10日). 2023年7月21日閲覧。
- ^ “10秒黙るより10秒で稼ぎたい!? ひつじねいりの勢いに注目!”. 文化放送 (2023年9月21日). 2023年10月5日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “ひつじねいりが「お笑い有楽城」優勝!意外な結果にぽかん、打ち合わせなしのトークで盛り上げた(インタビューあり)”. お笑いナタリー. 2023年10月5日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “「ツギクル芸人GP」決勝15組発表 チョコプラ長田が初審査、今年も爆笑問題MC”. お笑いナタリー. 2024年6月23日閲覧。
- ^ “元祖いちごちゃん、宮武ぜんた、ナイチンゲールダンスら「おもしろ荘」出演決定” 2022年12月20日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “せいや×イワクラ、クロちゃん×ナダルの新番組「バラバラ大作戦」でスタート(会見レポート)”. お笑いナタリー. 2023年10月2日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/kenshuTV5ch/status/1709621954528026755?s=20”. X (formerly Twitter). 2023年10月5日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “ママタルト大鶴肥満の「まーごめ」を題材にしたドキュメンタリー映画、劇場公開決定”. お笑いナタリー. 2023年5月17日閲覧。
外部リンク
編集- 公式プロフィール(マセキ芸能社ホームページ)
- ひつじねいり 細田 (@hsd_1130) - X(旧Twitter)
- ひつじねいり 松村 (@omaaaaatsu) - X(旧Twitter)